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映画、fate/stay night Heaven’s Feel
最終章を観てきたので、
感想を述べたいと思います
結論:最高だった。これこそfateの集大成、ファンが15年間望んだもの
私は最終章を観終わったとき、
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あぁ、この時を10年待った…
fateに出会えてよかった(T_T)
そう思いました
そのくらい、fateは私にとって特別な作品であり、
劇場版は素晴らしい出来でした
前置きが長くなりましたが、
映画の感想・レビューに入っていきたいと思います
原作未プレイの方は少し入りが難しいかもしれませんので、
下記記事を読んで映画を観ると、わかりやすいと思います↓
ストーリーの見どころ:「Heaven’s Feel」そして、「stay night」の終着点
本編は、原作では3つあるルートの最終ルート、
Heaven’s Feel いわゆる桜ルートの最終章であり、
fate(セイバールート)、Unlimited Blade Worksに連なる、
stay nightの集大成と言える作品です
古参のファンの私は感慨深かったですね(T_T)
この第三のルート、Heaven’s Feelは、
これまでのルートとは決定的に毛色が異なり、
全ての謎や背景、そして「答え」が明らかになるルートでもあります
以下、ストーリー目線での見どころをまとめます
兄弟(姉妹)としての在り方
本作品の見どころ一つが、
兄弟(姉妹)としての在り方です
衛宮士郎とイリヤスフィール、
遠坂凛と間桐桜、
この兄弟(姉妹)の絆、あり方が、
とても丁寧に描かれています
幼少期に、間桐の家に出された妹に引け目を感じながらも、
魔術師としてのけじめをつけようと決意に揺れる遠坂
常に光の世界で生きていた姉に、嫉妬に近い感情を抱きながらも、
どこか救いと愛情を求めている桜
裏切り者の父の養子で、唯一の家族でる義兄弟の士郎に、
どう接していいのかわからないイリヤ
突然現れたイリヤを必死に守ろうとする士郎
互いが互いを思い、複雑な心境の中で悩み苦しみながら、
己の中の「答え」に気が付く…
その葛藤と「答え」に注目してみてください
特に、
ラストの遠坂と桜の戦闘後のシーン、
イリヤが士郎に「生きたいか」を問うシーンは、
打ち震えました
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fate zeroから続く歪んだ関係が、
Heaven’s Feelを経て帰着をみます
衛宮士郎が「正義の味方」から「人間」へ至る物語
fate作品を見ている人ならわかると思いますが、
主人公、衛宮士郎は「正義の味方」に憧れていました
他人のために正しいことをする
それが全てであり、自分のことは顧みない
どこか独善的なその在り方は、
歪であり、どこか人間的に致命的に壊れた存在、
それが、これまでの衛宮士郎でした
本作の士郎は、これまでの自分の理想や信念を捻じ曲げ、
「桜の味方になる」と誓っています
それは、彼が一人の男としての選択をしたことになります
それでも、相手のためなら自分自身を顧みなかった彼が、
今作の最後には、明確に死を拒絶し「生きたい」と切望します
愛する者とまた会うために、
たとえ、ほかの誰かが犠牲になるとわかっていても
涙せずには、口にせずにはいられない
そんな弱い人間としての彼が、
最後の最後で垣間見えるのです
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ヘブンズ・フィールは、
間桐桜の救済であるとともに、
衛宮士郎の救済の物語なのです
士郎と相反する信念を持った男 言峰綺礼
士郎が表の主人公とするなら、
言峰綺礼はある意味、裏の主人公と呼べる存在かもしれません
衛宮士郎が誰かのために、自分を犠牲にしていた
「正義の味方」であるなら、
言峰は他人の不幸や苦悩でしか幸福を感じない、
異端者です
互いに理想とするものは正反対でありながら、
実は壊れた在り方が共通する二人
言峰は何に悩み、何を考え、
聖杯戦争の末に何を望んだのか
その答えをぜひ確かめてください
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言峰はとにかく最悪な趣味趣向だけど、
それゆえの苦悩があった…
私は彼が可哀そうだと思ったね
映像の見どころ:原作の想像を上回る圧巻の映像美はもはや芸術
さて、しんみり話しましたが、
ここからはテンション上げてまいります(/・ω・)/
もう1章、2章でご存じだと思いますが、
映画の映像はもはや芸術の域です
最終章は特に、クライマックスにふさわしく、
戦闘シーンがずば抜けていました
セイバーオルタ VS ライダー&衛宮士郎
間違いなく
アニメ史上、最高の戦闘シーン
と言ってもいいでしょう(+_+)
圧倒的火力で暴れまわるセイバーを、
トリッキーな搦め手を交えた高速戦闘で翻弄するライダー
目まぐるしい戦闘は圧巻の一言
特にライダーは作中最大の見せ場です
セイバールートでも、凛ルートでも、
あっさり物語から退場していたライダー…
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桜ファンが15年待ったとすれば、
ライダーファンは最終章まで待っていた!!
眼帯を外し、素顔で感情をむき出しにして戦う、
闘志あふれるライダーを観れます(+_+)
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ライダーさんかっこいい(+_+)
素敵…
戦闘中、士郎に信頼されていることで、
セイバーにマウントとるライダーさん、マジでカッコいいです
ちょっと動揺してムキになるセイバーさん、
ちょっとかわいかった(*´▽`*)(笑)
最後は、宝具
騎英の手綱:ベルレフォーン が盛大に火を噴きます(+_+)
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この演出はまさに神です!!
私は自分のイメージを凌駕していて、
はえーってなりました(=゚ω゚)ノ
おまけ:イリヤがとにかくカワイイ
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イリヤかわいいよ、イリヤ…
これ冗談ではなく、
1章、2章のヒロインが間桐桜なら、
3章のヒロインはイリヤとライダーです
異論は認める(>_<)
ただ、実はfateは構想段階では、
イリヤルートとライダールートもあったんですよ
製作段階で無くなってしまったのですが、
最後のルート、Heaven’s Feelには、
その分二人のエピソードに焦点が向けられています
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ライダーは少なすぎるけどね
凛ルートが実質、
士郎とエミヤ(アーチャー)のルートであるのと同じ感覚です
イリヤがひたすら可愛く
ライダーはとにかくカッコいいです(*´▽`*)
最後に:fate15年の集大成、ファンが切望した到達点がそこにあった
最後に、まとめます
最高だった!!(2回目)
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fateのファンでよかったと、
心からそう思います
これまで、1章2章は必ず、
公開日に舞台あいさつに行っていましたが、
今回は願いがかないませんでした
コロナで公開も延期になって、
春は過ぎ去り、桜は散った
だがそれがどうした
私はもう10年待っていた
原作の言葉を借りれば、まさに今、
「春が来た」
fateと出会えたことに感謝
この映画に携わったすべての人に感謝したい
この映画で、
stay nightは一つの終着点まで来たのかもしれない
それでもまだ、新たな動きにも期待したい
なぜなら私の原点だから
最後に、fateを愛するすべての同志に、
心からこの言葉を送ります
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喜べ少年、
君の願いはようやく”叶った”
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