どうもダルクです(/・ω・)/
この記事は就活生(特に工学部生)が、大手メーカー企業から内定を取るために必要なノウハウを書いていきます
今回は第2回目(/・ω・)/
就活生の中には、推薦状が取れず自由応募で志望企業の選考に臨もうとしている人のいるのではないでしょうか?
そのような人は、
企業の選考フローの実態と暗黙のルールを把握していないと大失敗する可能性が高いです
「暗黙のルールってなんやねん(;・∀・)」
って読者のかたは、社会の狡猾さに打ちのめされる可能性大です(;^ω^)
最初にはっきり言いますが
大手メーカーから内定を取るために必要なのは、大学の成績ではありません
大切なのは、
企業の選考フローの実態と暗黙のルールを把握しているかどうかです
私はかつて就活生であり、現在は大手メーカーで採用活動をしていますが、本当に企業の採用活動は、暗黙のルール、不誠実、嘘だらけです
今回は、大手メーカーの採用活動の闇と暗黙のルールについて、解説していきます
この記事を読む前に、就活を始める前にまず一番最初にすることをまとめた記事がありますので、
コチラを先にご覧ください↓
上記の記事では主に自己分析について述べていますが、
この記事では、相手となる企業の採用実態の分析がメインです
大手メーカー企業の暗黙のルール 偽りの自由応募枠
企業のホームページに行けば、採用情報のとことに募集要項が書いてあると思います
その中には選考フローも書いてあり、ほぼ100%で推薦応募と自由応募があると思いますが、
大手メーカーの技術職の場合、定員の70~90%は推薦で決まります
圧倒的に推薦応募が有利な現状があります(もちろん企業によりますが)
さらに厄介な気企業の場合は、募集要項には自由応募があるのに、
実質、自由応募枠がない(自由応募してるフリ)してる企業があります
めちゃくちゃ就活生に不誠実ですよね(;・∀・)
しかも、その辺のよくわからない企業じゃなく、
歴史も知名度もある大手メーカー企業ほど、このような傾向があります
ダルクが知っている(体験した)実質自由応募の無い企業の例とパターンを以下で述べます
パターン①:自由応募での選考自体が実は無いパターン
代表格企業:某国内大手鉄鋼メーカー 某事業所
募集要項には自由応募もありますが、ES(エントリーシート)を送っても100%通過しません
なぜなら、実は自由応募で採用する気ないからです
後述しますが、この企業の採用では
まず、工場見学に学生を参加させそこでグループワークをさせます
その際に優秀そうな学生に目星をつけておき、その学生にだけ後日また別の工場見学の案内を送ります
そこからさらに、説明会や飲み会に誘い、そこでの立ち回りなんかで採用する学生を絞り込んでいきます
そこで次の案内がこなければ、いくら自由応募で応募しようが一切望みはありません
こんなことは募集要項にも採用フローにも一切書いてない、暗黙の採用ルールです
本当にふざけてる(;^ω^)
ちなみにダルクは順調に最終選考まで行きましたが、途中で馬鹿らしくなって辞退しました(苦笑)
平気で就活生をだましにくる企業と、自分が今選考されていることに気づいていながら、気づいていないふりをして必死にアピールする学生…
あの説明会や懇親会の会場は白々しい道化しかおらず、絶対こんな人たちと働きたくないなと思いましたね(;^ω^)
最近のその某鉄鋼メーカーの現状を見てると、自分は間違ってなかったと思いますw
パターン②:内々定の条件として推薦状を要求してくる
代表格企業:某国内大手重工メーカー 某事業所
せっかく自由で苦労して最終選考まで進んだのに、最後の最後で推薦状を要求してくるパターンです
本来推薦状は、その企業の内々定を絶対に辞退しないこと前提に、選考のステップを省略したり、採用が有利になったりするものです
ところがこの場合、学生側には全くメリットがなく、単純に企業側の保険にしかなりません
せっかく最終選考まで突破しても、推薦状がなければ内々定が出ないです
これもほんとふざけてる(;・∀・)
ダルクは最終選考で推薦状を持ってこいと言われ断りましたw
めっちゃ文句言われましたが(;^ω^)
多分断られるなんて思ってなかったんでしょうね、さすがの傲慢さ(苦笑)
パターン③:OBリクルーターが推薦する学生しか実は選考が進まない
代表格企業:某国内大手電機メーカー(電動機関係)
就活が始まると、大学のOBが研究室などに訪問してきて説明会・懇親会をすることが頻繁にあると思います
OB相手ということで、警戒をせずに素の状態で対応してしまいがちな就活生も多いのですが、企業によってはリクルーターであるOBが、採用活動に大きな権限を持っている場合があるので要注意です
むろん、リクルーターの多くは人事ではないでしょうし、まして採用担当でもないでしょう
しかし企業によっては、大学OBとして人事に推薦する学生を絞り込んでいる(実質選考している)ことが結構あります
この場合、OBのリクルーターが会社に推薦する(就活生側には知らされていない)学生しか、選考が進みません
いくらリクナビなどの就活サイトに登録し、素直に採用ページにエントリーして、募集要項の採用フローに則ってESを提出しても、OBやリクルーターに接触していないと選考が進みません
この辺は知らなきゃどうにもならないうえに、OBに裏切られたような気になって精神的にもかなりきついです(;_;)
対策①:推薦状が取れる場合は素直に推薦応募で進める
推薦状が取れない場合は致し方ありませんが、もし本命企業の推薦状が取れる場合は、素直に推薦応募で受けたが絶対にいいです
自由応募でいろんな企業を受けてみるのも大切ですが、上記のような罠を回避できるうえに、
大手メーカー企業の就職活動は推薦応募が圧倒的に有利だからです
以下、推薦応募の利点を述べます
メーカーの技術職は、推薦応募の方が自由応募より圧倒的に採用枠が多い
全ての場合がそうではありませんが、一般的には推薦応募の採用枠の方が多いです
上記の実質自由選考がない場合もあるくらいですので(;・∀・)(苦笑)
例えば、これはダルクが就職した会社の実例ですが、
その年の技術職の技術職の人数が100名、
そのうち自由応募で入社したのはわずかに11名です
新入社員の自由応募者の割合はたったの 11%でした(;・∀・)
本来、自由応募の方が圧倒的に応募者が多いはずなのに、自由応募の新入社員は1割くらいしかいません
なので、自由応募で受ける場合は、実際の募集人数の1~2割に食い込む覚悟が必要です
大企業の場合は倍率100~3000倍は想定すべきです
推薦応募であれば、倍率もせいぜい1~3倍程度ですので、圧倒的に有利になります
推薦状が取得できる環境であれば、自由応募でいろんな企業の選考をしつつ、本命企業の推薦状を確保しておきましょう
推薦応募は審査や面接の回数が少ない
これが非常に重要
推薦応募の場合、とにかく選考フローが長い場合が多いです
大手メーカーの自由応募の代表的な選考フローはこんなカンジ
- ES(エントリーシート)の書類審査 ←大半がここで落ちる
- Webテスト(SPIなど)
- 一次面接・筆記支援(場合によっては)
- 二次面接・グループワーク
- 最終面接
書類審査に落ちると面接自体に進めません(;・∀・)
大体多い場合は3回くらいは面接を受けないといけません
面接回数が多いと時間の拘束が多いこともそうですが、地方の学生にとってもっと深刻な問題があります
地方の就活生の最大の悩みの種は、ズバリ交通費です
ダルクは九州から東京の企業の面接を受けていましたが、これがもう飛行機代がバカにならない(;_;)
一回面接を受けるだけで、往復50.000円ほど吹き飛びました
貧しい地方学生にとっては、非常にネックな問題で切実な悩みでした
その点、推薦応募は書類審査で落ちることもなく(あくまで面接を断られないという意味)、いきなり最終面接に進むことができます
しかも、大手企業の場合は最終面接ぐらいは交通費を出してくれる場合が多いので、実質金銭的な負担がありません
地方の就活生で首都圏の企業を狙っている人は、特に推薦応募での応募がおススメです(+_+)
対策②:志望企業の自由応募の実態を把握する(自由応募でいく場合)
そうはいっても、自由応募で受けたい
そもそも推薦状がない
って就活生も多いでしょう(ダルクもそうでした)
そんな方に向けて、自由応募のみで頑張る場合の対策を解説します
前提として、暗黙のルールで自由応募自体が実質ない場合は、すっぱり諦めるしかないです
こればかりはどうにもなりません(;_;)
(個人的には、そのような不誠実で古臭い企業には入らない方がいいと思います)
大学の自由応募での内定実績を調査する
大学(高校)の就職支援課に行くと、過去の卒業生の就職活動の過去トラ(報告書)が残っていると思います
ここで、過去の自由応募で受かった先輩がいるかの確認をしてください
自由応募での内定実績がある場合、その企業に対しては偽りの自由応募ではないということです
(むろん選考基準が変わっている可能性も0%ではありませんが)
志望企業の暗黙の採用ルール(フロー)を把握する
上記で再三言っていますが、企業の募集要項にある採用フローは偽りが多いです(;^ω^)
なので、志望企業の”実際の選考フロー”を把握するのがとても重要です
これを知らないとそもそも無理ゲーになってしまっている場合もあります
大手メーカーで一番多いパターンは、
企業説明会に行かないと実際は選考が不利になる(もしくは絶対受からない)パターンです (#^ω^)
これがめちゃくちゃ多い(;・∀・)
しかも許せないのが、採用ページの説明欄には絶対にこう書いてあります
この説明会は、弊社のことをより理解していただく趣旨であり、選考には一切関係ありません
へーきで嘘が書いてある(;・∀・)
ダルクは自分が就活生の時から感じていましたが、これ訴えていいんじゃないかな(#^ω^)?
こんなことが、普通にまかり通っているので、実態の把握は非常に重要です
採用実態の把握についても、就職支援課の卒業生の報告書は非常に参考になります
また、研究室や知り合いのOBがいるなら直接聞いてみるのが一番有効です
そのほかにも、SNSやネット掲示板などの生の情報も非常に有効です
みん就(みんなの就活日記)などは特におススメです
https://www.nikki.ne.jp/
最後に:就活は情報戦 大学・OB・SNS・掲示板など利用できるものは全部利用する
ここまで読んでくださりありがとうございました
情報化社会の今、就活も情報戦です(^^)v
なんでもうまく活用しましょう
それでは、みなさまの就活の成功を祈っています(+_+)
(お祈りメールみたいw)
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