どうもダルクです(/・ω・)/
私は 大手自動車部品メーカーに勤めるエンジニアです
みなさん、就活は順調でしょうか(;・∀・)?
私が就活生だったのは2015年なのですが、
就活をはじめた当初は、就活の仕方が全く分からず途方にくれ、
就活ノイローゼになっていました
何もかもが初めて、不安でたまりませんでしたし、
もし失敗したら、今まで積み上げてきたものが無駄になりそうで、
かなり精神的に追い詰められていましたのを覚えています
大学は就職活動のやり方なんて教えてくれませんし、
就活を理由に講義や研究を休ませてくれない教授もいますよね(;・∀・)
私は幸い、第一希望の企業に内定をいただき、
早々に就職活動を終えることができました
就活が一通り終わってから気が付いたのですが、
理系の(特に工学部)の就活には必勝法とは言えませんが、
ある程度の勝ちパターンが存在します
私の周りでも、内定を何個ももらう学友もいれば、
一社も内定をもらえない学生もおり、
見事に二極化してました(;・∀・)
この記事では
理系の大学生(特に工学部)へ向けて、
希望の会社から内定を勝ち取るために、
就活の心得や実践すべきことを
ダルクの成功体験をもとにアドバイスしていきます
先に結論を言うと、
自分の就活の「軸」を決めることです
それでは解説していきます(/・ω・)/
内定を取るためにやるべきこと①:徹底した自己分析
ありきたりなこととですが就活において、
自己分析は真っ先にすべき最重要課題です
「敵を知りて己を知れば百戦しても危うからず」
ダルクの愛読書、孫子兵法の言葉です(*^-^*)
声を大にして何度でも言いますが、
自己分析を疎かにする学生は、
まず就活がうまくいかないと断言できます
自己分析が十分にできていない場合、
100%就活がうまくいきません
その理由を解説します(/・ω・)/
就活で自己分析が最重要な理由①: まず選考で受からない
詳しくは後述しますが、ダルクはリクルーターとして、
会社の採用活動に参加もしています
そのため、
企業側が学生のどこをみて採用したいと思うかについても心得ています
たくさんの学生と面談しましたが、
自己分析ができていない学生は即見抜けます
面談や面接は自分を相手にアピールする場です
採用する側も当然、
「この学生はどんな人かな?」
「ウチでうまくやれそうかな?」
っていうのを、短い時間で探ろうと必死なんです
(これめっちゃ大変なんですよ(;・∀・))
にもかかわらず、
学生本人か自分のことを理解しておらず、
説明するすべを持っていない場合、
本当に何もわからなし、伝わってこない(;^ω^)
私もさすがに積極的に採用したいと報告できなくなってしまいますし、
面接官も採用したい学生とは思わないでしょう
就活で自己分析が最重要な理由②: 仮に内定しても入社後が地獄
当然ですが、内定からの入社はゴールではなく、
長い会社員生活のスタートです
自己分析をしていない場合、
自分の興味と全く違う会社にとりあえず入社できても、
その後が悲惨なことになります
実際私が就活していた時でも、
日本の全体の3年後離職率が30%くらいだったと思います
離職の理由は様々でしょうが、
相当数の就活生が自分の適性や関心と違う企業を選択し、
離職したことは容易に想像がつきます
「新卒」という最強の看板を使えるのは人生で1度きりです
ここまでの学生生活のいわば集大成ですので、
最良の選択をするために興味・適性は十分に把握してマッチングをする必要があります
就活は、
これまで十数年勉強してきた積み上げの集大成
かつ
これからの十数年の人生への分岐点
真剣になりすぎるなんてことはない!
就活で自己分析が最重要な理由③: 工学部生の進路選択は特に難しい
自分が学生だった時を振り返っても、
会社員としてリクルーター活動してみた印象でも、
明確なビジョンのもと、
実際に働くイメージを持っている学生は極端に少ない
っていうのは正直な感想です
特に工学部の進路選択は自由度が高く、
自己分析が特に重要です
例えば、これが歯学部とか教育学部なら、
「歯医者さんになりたい」
とか、
「学校の先生になりたい」
とかのビジョンは持ちやすいのかもしれませんし、
歯医者さんや学校の先生と接する機会も人生の中では多かったはずなので、
実際に働くイメージも付きやすいと思います
ただ、これが工学部だとなかなかそうもいかないのです
工学部生の自己分析が重要な理由①:就職先の業界・事業分野が多岐多様
工学部生の自己分析が特に重要な理由に、
就職先の業界と業種が多岐にわたることがあげられます
というのも、工学部の学科を大別しても
機械、電気、材料、化学、情報、構造(建築)などなど、
分野がめっちゃ広いです(;・∀・)
たとえば、貴方の身の回りを見てください
今この記事を見ているPCやスマホ、
座っている椅子や机、
部屋の電気やエアコン、
駐車場の車や自転車、
もっといえば家そのものを含めて、身の回りのありとあらゆるのものが工学の結晶です
この通りありとあらゆる選択肢があり、
自分がどの分野に行きたいのかがわからず迷走しがちな学生が実に多いです
工学部生の自己分析が重要な理由②:業種もいっぱいあって働くイメージが付きにくい
一言にエンジニアといっても業種も多々あります(;・∀・)
メーカーにおける理系学生向けの主な職種をまとめると、
- 研究
- 開発
- 設計
- 生産技術開発
- 生産技術
- 品質保証
- 技術営業
と、ざっとこれだけあります(;^ω^)
これらの職種はまったく業務内容が異なるので、
同じ会社に勤めてもまったく業務内容は違います
この業種が多いことも、
学生がなかなか自分が働くイメージを掴むことができない大きな要因です
辞めていく新入社員の大半は、
会社が合わないというより、部署が合わずに辞めていきます
このことからも、
自己分析が不十分で、業種選びに失敗している就活生が多いことがわかります
おすすめの自己分析のやり方 ~あなたの適性が見えてくる3つの方法~
さて、自己分析の重要性をご理解ただけたかと思いますが…
でも、実際にどうやったらいいのかわからない
(;・∀・)
って人も多いのではないでしょうか?
意外と自分のことは見えないもんです
そんな方向けに、
私が実践したやり方をいくつか紹介します
おすすめの自己分析のやり方 ①:自分の人生の振り返りシートをつくる
まず何からしたらいいかわからないという人は、
自分の人生の振り返りシートを作ってみてください
あなたの過去の選択が、今のあなたを創っています(+_+)
自分の人生を振り返ることで自分自身をもっと深く知ることができます
手順は
・まずは自分の人生のを振りかえり、起こったイベントを書きだす
・なぜそのイベントを起こったのか(起こしたのか)
・そのイベントから何を学んだのか
を書きだしていけばいいです
これだけではわかりにくいので、
実際に例を出します(=゚ω゚)ノ
・起こったイベント
20歳の時にクレープ屋でアルバイトを始める
・イベントが起こった理由(そのバイトにした理由)
人生経験としてアルバイトがしたいと思った
→適正:好奇心がある、物事に積極的
モノを作って売る仕事がよかった
→価値観:製造業種に関心がある
時給がよくて家から近い場所の求人を見つけた
→適正:情報感度が高い、行動力が高い
・そのイベントから何を学んだか
時給はいいがシフトに入れられすぎて自由な時間が無くなり嫌になって辞めた
→価値観:収入よりも残業や業務量を重視する(ライフワークバランス重視)
接客は正直苦手でストレスが多かった
→適正:対人スキルが低い、技術営業などは向かない
体を使った仕事は楽しかった
→適正:生産技術などの現場仕事の適正がある、デスクワークは向かない
このように、
過去あなたがした選択やその理由、その経験から得た学びは、
貴方の適性や価値観が凝縮されています(+_+)
まずは自分の人生の振り返りシートを作ってみてください(/・ω・)/
おすすめの自己分析のやり方 ②:自分の好きなモノから業種を見極める
冒頭でも触れましたが、メーカーの業界は多種多様なので、
自分の身の回りのモノで自分が何に興味を持っているかを基準に、
自分の適性を見極める方法もあります
例えばですが、
写真が趣味でカメラにもこだわる人は、カメラのメーカーで働く適性があります
なぜなら、
まず製品に対する知識と興味がある
ユーザー(お客様)の目線に立てる
趣味の喜びを通じて自分の仕事にやりがいや誇りを持てる
からです
談ですが、このような場合は志望動機も考えやすく、
面接時も非常に熱意が伝わり、かなり優位になります
逆に、
「自動車に興味ない、要らない」
って学生が自動車メーカーに就職してもおそらく不幸なことになります
※もちろん自己分析の結果、
「私の最重要項目は給料だ、何を作るかは重要ではない」
って、くらい自己分析ができている場合は問題ありません
おすすめの自己分析のやり方 ③: ヒアリングシートを作成して第三者に書いてもらう
最後は他人に自分を分析してもらいましょう(=゚ω゚)ノ
自己分析ならぬ他己分析です(*´▽`*)
これは心理学の話ですが、自分の中には4人の自分がいるそうです
それは、
- 自分も周囲も見えている自分
- 自分だけに見えている自分
- 他人だけに見えている自分
- 自分にも他人にも見えていない自分
結局、自分ひとりでは自分の一面しか見れないということです
様々な立場や関係性の人の目線で見ることで、
自分の姿がより鮮明に見えるようになります
親、友人、大学の教授、サークルの先輩、バイト先の人などなど、
できるだけ多くの人にヒアリングしましょう(*´▽`*)
直接聞いてもいいのですが、
恥ずかしい場合はヒアリングシート(アンケート)を作成して、
書いてもらうのがおススメです
相手も直接言いにくいことでも、紙になら書きやすいし、
書く際は結構考えないと書けないので、有益な意見がもらえる可能性が高いです
内定を取るためにやるべきこと②:就活(企業選び)の軸を設定する
自己分析が完了したら、それをもとに自分の就活の軸を決めましょう
「就活の軸」とは、
自分が志望する会社を選ぶうえで重要視する項目です
就活の軸の例(志望企業を選ぶ際の重要視項目)
わかりにくいと思うのでいくつか例を出します
・お金が何より大事、バリバリ働いてガンガン稼ぎたい(+_+)
→企業の条件: 初任給や平均年収が高い
・働くことも大事だが家族も大事、親の介護や面倒をみたい(*’ω’*)
→企業の条件: 地元の企業、年休消化率が高い
・でっかいモノを作りたい(/・ω・)/
→企業の条件:プラントメーカー、建築メーカーなど
・材料化学科だし、化粧品作りたい(*´▽`*)
→企業の条件:化粧品メーカー一択
・仕事にやりがいは求めない、趣味が第一(/ω\)
→企業の条件:年休消化率か高い、残業が少ない
・海外赴任したくない、海外コワイ( ;∀;)
→企業の条件:海外拠点がない、中小企業
・ネームバリュー大事、見栄を張りたい(=゚ω゚)ノ
→大手有名企業またはその子会社(三菱〇〇とかw)、BtoC企業
自分の価値観を企業の条件に落とし込んでいくと、
おのずとマッチングする企業を絞り込むことができます
就活の軸の数は3本がおすすめ
いろんなメーカーや業種がある中で、
迷走しないようにぶれない軸を作っていることが重要です
1本では絞り込めず、5本以上ではブレてしまうので、
ダルクのおススメは3本です(=゚ω゚)ノ
ちなみにダルクの当時の軸は、
・高水準の給与と安定性が欲しい
→大企業、世界トップシェア、子会社ではない
・モノづくりの醍醐味を味わえる
→部品メーカ(完成メーカーは造る会社というより、売る会社のイメージ)
・自分の専門性を活かしたい
→大学の選考や研究内容とのマッチング(詳しく言えませんが(;’∀’))
こんな感じです(=゚ω゚)ノ
なんか恥ずかしい(/ω\)
私は自己分析で自分の「軸」が明確なおかげで、
学科内で内定第一号になるくらい就活がすぐ終わりました(+_+)
入社後も大きなギャップはありませんでした
内定を取るためにやるべきこと③:希望業種を絞り込む
就活の軸で企業を絞り込んだら業種を絞り込みましょう
ちなみに人によっては自己分析の結果で、
企業よりも業種が先に決まる人もいると思います
順番は逆でも構いません
業種を選ぶポイント① :自己分析もとに”やりがい”を感じる業種を選ぶ
何度も言いますが、業種選びは企業選びよりもある意味重要です
というのも、日々の業務内容に直結するので、
やりがいを感じられない業種や、適性がない業務を選んでしまうと、
本当に会社に行くのが苦痛になります(;^ω^)
ブロガやTwitterでよく見る
「もう無理、副業で脱サラだー(T_T)!!」
ってなると思います(笑)
一応言っておきますと、
副業で脱サラは本当にすごいことです
脱サラしたブロガーたちにダルクは敬意を持っています(≧▽≦)
でも、少なくとも私は、
就活を頑張っている学生が、
数年後に「脱サラしたい」ってなってほしくないです
本業で楽しく仕事出来たら、
それに越したことないって思います
このブログ「見習い錬金術師の奮闘記」も、
経済的自由を目指すことをコンセプトにしていますが、
私は決して、
仕事が嫌いで辞めたいから始めたわけではありません
FIREも選択肢ではありますが、
仕事を楽しくする努力も怠らず発信していきます
余談、ダルクは3カ月前に部署変更になり業種が変わりました
この記事を書いている今日も、
休日に会社に呼び出されるくらい激務です( ;∀;)
同じ会社でも業務内容は全く違いますし、
残業時間は前の部署の3倍以上あります
まぁ、
ダルクはポジティブに頑張ってますけどね(*´▽`*)
修羅場には慣れておりますし、やりがいを見つけるのは得意です(^^)v
ただまぁ、そうでない人ではキツイ職場ですね(苦笑)
そのくらい業種で勤務実態は変わります。
業種を選ぶポイント② : 座談会は積極的に参加しよう
就活が始まると会社説明会がいっぱいあると思いますが、
社員との座談会が設定されている場合は積極的に参加した方がいいです
なぜかといえば、その業種で働く社員の生の声を聴くことができれば、
仕事のイメージが付きやすく、自分に合った業種を見極めやすくなります。
普通の説明会に行っても、
人事の採用チームしかいないので業種ごとの情報は聞いてもわかりません
会社の製品や経営、採用などの情報は、
説明会に行かなくても最悪ネットでいくらでも手に入ります
しかし、
業種ごとの業務の実態は座談会でなければなかなか知ることができません
座談会には積極的に参加しましょう(+_+)
まとめ: 内定を取るには自己分析で就活「軸」を決めること
ここまで読んでくださりありがとうございました(*^-^*)
今回は実際に選考が始まる前にすべき準備についてまとめます
- まず最初にすべきは徹底した自己分析
- 自己分析結果で企業選びの「軸」を決める
- 業種は働く姿をイメージし、”やりがい”で追求する
就活って本当に不安ですよね
そんな就活生の力に少しでもなれれば本望です
ちなみに、下記は工学部生向けの就活の闇についてまとめた記事です
特に工学部の人は必読だと思います(/・ω・)/
ではまた(/・ω・)/
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
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