スポンサーリンク

「多様性」を掲げる活動家に共通する強烈な自己矛盾について ~旧時代の差別主義者たち~

多様性 雑記
ダルク
ダルク

どうも、ダルクです(/・ω・)/
今回は久しぶりの雑記です

最近多忙でロクに考えることもしてこなかったんですが、
世の中でいろいろな話題が事欠きません

最近、ホットなキーワードといえば、
多様性」ではないでしょうか

この「ダイバーシティ」とも言い換えられる多様性という言葉は、
4~5年ほど前から企業内にかかわらず、
日本社会で議論されるようになってきた気がします

実は私はこの多様性(ダイバーシティ)という考えが好きです

しかしながら、
昨今の多くの活動家が掲げる「多様性」に対する姿勢は、
おおよそ掲げた言葉の意味を理解しているとは思えません

極端に言えば、
多様性を叫ぶ人ほど多様性の意味を分かっていない

と思うのです

そこで今回は、
「多様性」を謳う活動家に共通する強烈な自己矛盾について私見を述べ、
私の思う本来のダイバーシティとは何かについて書いて行こうと思います

にほんブログ村 にほんブログ村へ

たった数年で社会に浸透した多様性という思想

LGBT

冒頭少し触れましたが、
多様性という言葉が企業内でも叫ばれ始めたのは、
いまから約4年ほど前からでしょうか

ダルク
ダルク

世の中のトレンド的に、
グローバル、ダイバーシティ、
SDGs、みたいな順序で広まった認識です

私が社会人になったのはもう7年前ですが、
当時のからすればわずかな時間で、
世の雰囲気も企業風土も様替わりした気がします

というのも、
入社当時は個性なんてものは毛ほども尊重されない時代でした

上司の価値観が絶対だった旧時代

操り人形のサラリーマン

私の上司が後に内部通報で懲戒になるほどの、
パワハラ野郎だったこともありますが、
心理的安全性は皆無で相手の望む答えばかり返していた気がします

  • 自分の価値観が絶対に正しいとして疑わず、
    異なる価値観や考え方や全否定のうえで一方的に評価してくる
  • 他人に対してどうあるべきかという”べき論”を振りかざし、
    そぐわない相手に対しては、「あいつはダメだ」
    と烙印を押して吹聴しまわる

そんな上司であり、企業風土がありました

ダルク
ダルク

よく先輩が飲み屋で自身の「仕事論」を語り、
それに共感しないと説教されていました(笑)

金太郎アメみたいな無難な人材が重宝され、
基本的には上の考えと価値観が絶対とされていたのです

個性に対する寛容さを求められる時代になった

シルエット

ところがダイバーシティが企業内で叫ばれるよになってから、
私の組織も劇的に変化してきました

e-learningなどを通じで社内でも教育がされていき、
多様な個性に対して寛容に受け入れていくことが求めらるようになり、
あからさまに個人の人格や意思を否定することが出来なくなりました

これまで個性や意思を殺して相手の顔色をうかがってきたり、
一方的にクソみたいな価値観を押し付けられていた世代にとって、
この多様性(ダイバーシティ)の流れは非常に歓迎できるものでした

それから私自身も他者の個性を尊重できる、
ダイバーシティを体現した人格者になろうと努めてきました

特に後輩に対しては、
常に個性を尊重し、若い価値観も基本は受け入れて、
学ぶべきところは学び、
少し気づかせた方がいいことは指摘したりと、
自分なりにどうすれば輝けるかを考えてきたつもりです

実は後輩の一人にLGBTの人がいるのですが、
私にだけはカミングアウトしてくれています

「我々は理解してもらえなくてもいいし、分かり合えなくてもいい
ただ、自分たちがそこに存在することを認めてほしい」

と彼が言っていたことが非常に印象的でした

彼にとって私は、
心理的安全性が確保された存在になれたのかなと解釈しています

多様性を振りかざす活動家たちへの違和感

女性と男性の上司

このように私は「多様性」という言葉が好きですし、
ダイバーシティには基本的に大賛成です

自身の所属する組織の中では、
積極的にダイバーシティを推進してきた自負もあります

ですが、
昨今の自称ダイバーシティ活動家たちと、
彼らが起こす騒動を見ていると、
全く多様性の何たるかをはき違えていると感じざるを得ません

LGBT関連の炎上でみる、傲慢不遜の自己矛盾

LGBT

少なくとも日本では、
個人は尊重されるべきという大前提ではありますが、
基本的にマイノリティよりもマジョリティが優先されます

それは、民主主義である以上、
政治、立法、司法において当然のことです

もう少し小さいコミュニティにおいても、
基本多数決で物事は決まります

そうした中において、
少数派の人の価値観も認めて、発言の権利は保証しましょうというのが、
本来の多様性の姿勢だと思います

フランスの啓蒙思想家ボルテールの名言

I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it

(私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る)

は、まさに「多様性」に対する正しい姿勢だと思います

ところが昨今の事例でLGBTに関する法整備の活動家を見ていると、
それ以上のことを大衆に押し付けている気がしてなりません

  • 自分たちの姿勢こそ多様性の観点からして正しい
  • 自分たちを否定するものは差別主義者だ、悪だ

と、公然と宣わっています

ダルク
ダルク

アレレ?
どっかで見た気がするなぁ

そうです、多様性皆無の旧時代で、
価値観を一方的に押し付けてきたパワハラ上司と同じです

マイノリティも尊重すべきですが、
マジョリティがマイノリティに合わせる道理はありません

こうした活動はかえってLGBT当事者に対する、
大衆の嫌悪感を増長させ、歩み寄りや理解を遠ざけるだけです

「我々は理解してもらえなくてもいいし、分かり合えなくてもいい
ただ、自分たちがそこに存在することを認めてほしい」

彼らが望むことはこのくらいいささやかなコトだというのに

多様性を掲げたいなら、認めないという主張も認めるべき

先日、こんなRTをしました

このツイートに私の違和感は凝縮されています

この元ツイをまとめると、
多様性を理由にお城に車いすでも入れる工事をすることに対して、
著しく外観を損ねる点や、お城の真正が損なわれることに対しての、
反論ツイートでした

この件に対して、
私はどちらが正しいという主張をする気はありません

確かに、車いすの人もお城見学できるようになれば素敵だと思います
そうなってほしいです

一方で、そうすると外観がこうなってしまうようです

エレベーター付きの城

これはヒドイ(;・∀・)

お城が好きな人や、保存を第一に考える人からは、
少なからぬ反対意見が出るのは当然でしょう

それに対する反論がこちらの文言

史跡は国民共有の財産です。公が行う史跡整備において、できる限り多様性に寄り添った整備を目指すのは、今日では当たり前のことです。意識を変えましょう

もう気持ち悪い

多様性とは自身の価値観を絶対とせず、
他社の価値観も受け入れることです

ところがこのツイ主は、

多様性と言いながら自陣の主張は当たり前で疑う余地はない、
お前が考えを改めろと言っているのです

他人を変えようとしている上に、
議論も余地すらないらしい

ダルク
ダルク

二度と多様性を口にしないでほしい

強調しておきますが、
多様性とはマイノリティにマジョリティを合わせることではない

基本的に多様性を正義に掲げる活動家は、
多様性の本質をはき違えた自己矛盾を抱えている人が非常に多い

だから自分たちに合わせろだの、
お前が考え方を変えろという傲岸不遜の態度が時に出てしまう

そしてそれは、
旧時代の差別主義者と何ら変わりないと思います

ダルク
ダルク

日本は時代遅れと言いながら、
自ら時代に逆行してっていっていることに、
おそらく気が付いていない

今回はわかりやすいい例として用いましたが、
このお城の問題について当方はどちらのスタンスでもありませんし、
議論する気もありません

また、残念な例で使わせていただきましたが、
この城郭研究家の方個人を追求したいわけではありません

多様性の本質は受け入れること

LGBT,多様性

さて、どうだったでしょうか

多少、炎上しそうでドキドキしましたが、
まごうことなき本音です

私は、ダイバーシティが好きです

だからこそ、
都合よく多様性という言葉を振りかざす傲慢な輩は、
クソ価値観を押し付けてきた昔の上司同様に軽蔑します

多様性の本質は受け入れるとことです

故に、マイノリティはいかにマジョリティに対して、
自分たちを受け入れてもらうように働きかけるべきであって、
間違っても自分たちが正義だと対決姿勢を取るべきではありません

残念ながら社会において多数が優先されるのは仕方がないことです

そして、多様性を謳うのであれば、
一部の「認めない」という意見でされ「受け入れる」必要があります

I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it

(私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る)

大衆は反対する権利も当然あるのです

真のダイバーシティの実現のためには、
大衆側だけでなく少数派(実際は少数派の見方を名乗る活動家)が、
どちらも寛容に「受け入れる」姿勢が必要なのです

ではまた

ダルク
ダルク

BlogMapの登録してくれると嬉しいです
記事が増えます(/・ω・)/

ダルクのブログ情報 | BlogMap
ブログマップに登録するだけで「Google以外からの検索流入を期待できる」ようになります。ブックマークをしてもらえれば更新情報の通知も届くので、もっとブログ読者を増やせます。
ダルク
ダルク

TwitterInstagramのフォローお願いします

クリック応援励みになります↓


人気ブログランキング

postprimeはコチラ↓

ダルク (@daruk) | PostPrime | 投資を楽しく学べる!
大手メーカのエンジニア兼オタク/職場で数々の修羅場を乗り越えグローバルに活躍中/資産運用や株式投資、副業を開始し資産を拡大、運用資産総額2000万/ブログ収益受取り達成/雑記を中心に、自身の経験を元とした資産運用やブログ運用の記事を発信して...


    コメント

    タイトルとURLをコピーしました