どうもダルクです(´▽`*)
今回は、
仕事術として、
「言い訳」から問題の本質を見極める手法について、
紹介します
問題の対応策を立てたければ「言い訳」を大事にすべき
新入社員が入社してくる季節ですが、
最近の社員は「言い訳」ばかりだ!
言い訳してくる部下は使えない!!
という論調をよくみかけます
自分の失敗を自分の責任だと思わず、
全て他人のせいにする社員はいます
また、何かと理由をつけて仕事をしたがらない、
やる気のない社員はいることでしょう
そういうできない社員は、
確実に存在します(;・∀・)
ですが、そういった社員でなければ、
失敗した時の部下の言い訳は、
よく耳を傾ける必要があります
実際、能力のある管理職程、
部下の言い訳をよく聞く傾向にあります
なぜならば、
「言い訳」の中にこそ問題の本質があるからです
また、
全てを「自己責任」で終わらせると、
具体的な改善がなされず、必ず再発します
納得できない人もいると思うので、
具体的な例で示します
例:言い訳から問題の本質はわかる
では、具体例を示します
≪詳細≫
不良品出した作業者は勤続2年目
製品を加工中に加工機の操作ミスをして、
大量の不良品が発生した
納得できない人もいると思うので、
具体的な例で示します
言い訳を聞かない上司の考える対応策
では、だめな上司の例です
こんなに不良品出して、
何考えてたんだ!!
すみません
でもこの加工が難しくて…
だからなんだ?
お前のミスだろ?
確かに私の力量も不足していましたが…
言い訳するな!!
なぜ素直に謝らないんだ?
最近の若いやつはまったく…
反省してないのか?
すみませんでした
全て私の不注意が原因です
と、まぁ
こんなやり取りの後、
良く出される典型的な始末書と対策のテンプレがコチラ
はい、どうでしょう(;・∀・)?
よく見ません?こんな報告書?
お察しの通り、これだと、
絶対に再発します
なんの問題も解決できていないからです
”周知徹底して再発防止に努めます”
というフレーズは、
よくある一番駄目なパターンです(笑)
私だったらこんな報告書は絶対認めません
反省させることは大事ですが、
問題提起できない程、
部下に「自己責任」を強いる上司は、
問題解決能力が著しく低いのです
結局責任取るのは上司なのにね(;・∀・)
言い訳から問題の本質を見極められる上司の対応策
次にちゃんと対策が取れる上司の場合、
なんであんなに不良出したんだ?
すみません…
謝んなくていいから原因を教えろ
実は、普段は組み立て担当なんですが、
欠員が出たので臨時で加工を手伝ったんです
慣れてない機械を担当したのか
お前どのくらいその機械使ったことあるの?
実は2回くらいしかありません
でも生産計画がキツくてライン止められません
担当が1人休むとラインが止まるのか、
深刻な問題だな
慣れない作業だからミスしたんだな?
そうです
詳しいマニュアルもないので、
昔書いたメモを見ながらやりましたが、
ダメでした
マニュアルもないのか!?
そりゃ無理だな
ちなみに不良になった製品の加工は、
難しい加工なのか?
はい、
要求精度に対して、
加工機の加工精度が低いので、
熟練工でもたまに不良になります
そもそも工程能力も低いのね
わかった
ここまでヒアリングができれば、
取り得る対策も具体性がでてきます
例えばこんなかんじ
どうでしょうか(*´▽`*)
さっきの、
「周知徹底し再発防止に努めます」より、
問題に対して具体的なアクションがとれていると思いませんか?
ここまでやれば、
再発の可能性が大きく下がります
これがマネージメントです
言い訳の中に問題の本質があり、
そこから有効な対策は生み出されるのです
書けばわかるんですが、
意外と感情的でできない上司はいっぱいいるんですよね
もれなく淘汰されていきますが…
まとめ:失敗から学ぶには「言い訳」を大事にしよう
最後にまとめます、
失敗や問題の有効な対応策を考えたければ、
失敗した時の当事者の言い訳は、
よく耳を傾ける必要がある
なぜならば、
「言い訳」の中にこそ問題の本質があるから
例えば、
問題提起できない程、
部下に「自己責任」を強いる上司は、
問題解決能力が著しく低い
対して、
失敗の言い訳を汲み上げられる上司は、
言い訳の中に問題の本質見極め、
そこから有効な対策は生み出すことができる
反省させることと、
問題を追求することは全く違います
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