![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
どうもダルクです(/・ω・)/
中国滞在記
今回は万里の長城シリーズ第三弾
山海関・老龍頭を紹介します
中国滞在中、万里の長城に行っていました
一言で万里の長城と言っても、
人類史上最大の最長の建造物なので、
実はいろんな種類があります
今回は遼寧省のある万里の長城、
九門口、角山、老龍頭に行ってきました
万里の長城シリーズ第三弾は、
海に没する万里の長城の最東端、
老龍頭を紹介します
前回までの万里の長城シリーズはこちら↓
関連記事
万里の長城の歴史と種類
まず万里の長城自体について、
少しだけ触れておきます
万里の長城は北方の異民族が侵攻してくるのを迎撃するために、
古くは春秋戦国時代に各国で築かれた防護壁です
キングダムでおなじみ秦の始皇帝が中国を統一した際、
各国の城壁を整備・増築し一つの長城としました
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
ちなみに初期の長城は石垣ではなく、
土塁壁です
今でも砂漠地帯の長城は土塁の物があるらしいです
その後いくつかの王朝によって修築と移転が繰り返され、
現存の石造りの万里の長城の多くは、明時代に築いたものです
よほどチンギス・ハーンの侵略に懲りたのでしょう(;・∀・)
万里の長城の建造時期と種類を示した図を示します
![万里の長城の種類と歴史と場所](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/Map_of_the_Great_Wall_of_China.jpg/1024px-Map_of_the_Great_Wall_of_China.jpg)
作られた年代もバラバラですし、
本当にいっぱい種類があります
ちなみに、これだけ長いので世界遺産と言えど管理しきれず、
観光地になっていない大半の万里の長城は放置され野長城となっており、
自然倒壊や人的破壊で消滅しつつあるそうです(;・∀・)
万里の長城を見たい方は、
お早めに観光を計画した方がいいかもしれませんね
山海関 老龍頭とは
さて、そんな数ある万里の長城から、
今回は山海関の老龍頭について紹介します
天下第一関と称される万里の長城の要塞
皆さん、万里の長城といえば、
下の写真のような長い城壁が永遠と続いてるものをイメージしませんか?
![角山長城](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/07/image-23-5-1024x680.jpg)
実際、万里の長城は英語でグレート・ウォールと訳されるのですが、
”城”というより長いただの”壁”なんですよね
ところが山海関は、
万里の長城の一部を構成する”要塞”となっており、
万里の長城としては珍しく城らしい造りになっています
![山海関と老龍頭の地図](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image.jpg)
ご覧のように万里の長城に要塞ができています
有名なのは天下第一関と呼ばれるほうですが、
今回は山海関景区の一つで、
海に面した万里の長城の最東端、
老龍頭へ行ってきました
世界文化遺産 観光地等級AAAAAの人気観光スポット
山海関景区は、
万里の長城の一部として世界文化遺産として認定されています
また、中国の観光地には、
中国当局が定める観光地等級というものが存在ます
観光地等級は、
単に観光地の重要性だけでなく、
安全性、清潔さ、衛生面、交通の便利さを考慮して、
観光地の質を高める目的で設定されています
観光地等級は、
A、AA、AAA、AAAA、AAAAA とランクがあり、
AAAAAが最高ランクです
老龍頭含む山海関は観光地等級AAAAAの最高ランクの
観光地になります
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
世界と中国政府が認めた、
最高ランクの観光地なのです
角山長城の場所・アクセス
山海関景区は中国の遼寧省に位置します
山海関駅から徒歩でも歩いていける位置にあります
山海関景区・老龍頭 観光レポート
さて、いよいよ実際に老龍頭へ行ったレポートをしたいと思います
老竜頭自体は一つのアミューズメントパークのようになっていました
老龍頭 海に没する万里の長城の最東端
まずは老龍頭に来たからには、
老龍頭たる万里の長城の最東端を拝んでみましょう
下の地図の左下の海に突き出た万里の長城の部分です
![老龍頭の地図](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-1-1024x563.jpg)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
過去記事で紹介した万里の長城とは異なり、
周囲を堀と城壁で囲み、
楼閣をもった城塞になっているのがわかると思います
いざ中へ
![寧海城](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-2.jpg)
まずはどーんと関門がお出迎えです
寧海城と文字が読めます
![山海関の表示](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-3-1024x708.jpg)
関門の近くに山海関の表示もありました
よく混乱されるのですが、
老龍頭も山海関の一部なんですよね
さていよいよ老龍頭です
![海に没する老龍頭](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-4.jpg)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
おぉ、長城が海で途絶えている(>_<)
横からもどうぞ
![海に没する老龍頭](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-5-1024x628.jpg)
これが万里の長城の最東端ですね
(諸説あります)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
万里の長城が長いと言っても、
海まで伸びているのは老龍頭だけですね
これはこれで非常に貴重な光景ですね
その他 老竜頭のアミューズメント
老龍頭には万里の長城以外にも見どころがあります
一部アミューズメントパークのように改修されているので、
少しご紹介します
下の写真は海の神を祭るための祭場です
![海の神を祭るための祭場](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-6-1024x445.jpg)
中はこんな感じになってます
海の神の像です
![海の神の像](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-7-1024x702.jpg)
八家の陣という名の迷路
![八家の陣の迷路](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-8-1024x725.jpg)
子どもの背丈ほどしかないので、
子ども用ですね(*´▽`*)
楼閣の下にある兵士の像
![兵士の像](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-9.jpg)
真珠貝のガチャです(*´▽`*)w
真珠が入っていたらアタリですね
![4つの真珠貝](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/09/image-10-1024x662.jpg)
訪れることがあれば、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか(*´▽`*)
山海関景区・老龍頭 感想・レビュー
前回、前々回の万里の長城がインパクトが大きかったので、
少し地味な印象があるんですが、
海にで途切れる万里の長城として、
非常に貴重な光景を見れたと思います
駅からのアクセスも良く、
他の長城と違い平地にあるので、
歩くこと自体もそんなに苦になりません
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
角山長城が過酷すぎたとも言えますが(;・∀・)
周辺にいろんなアトラクションもあるので、
家族連れにも人気なスポットです
第三段まで続いた万里の長城シリーズもこれにて締めです
他にもたくさんの世界遺産が中国にはあるので、
また巡ってみたいですね
ではまた(/・ω・)/
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