どうもダルクです
今更ですが第12回の神社検定を受けてきたので、
ご報告します
ちなみに昨年は3級と2級の併願を受けて合格したので、
今年の第12回神社検定では1級を受けてきました
昨年の受験記事はこちら↓
第12回神社検定 1級 合否結果
さて、タイトルでネタバレしてますが、合否結果から発表します
結果は……
……
…
合格でございます(*´▽`*)
3級と2級のときが90点以上だったので、
流石に1級は難しかったですね
ちなみに合格ラインは70点です
今年の合格率は50.5%と過去にないくらい高いようですね
これはラッキーでした(+_+)
神社検定について
ついでなので、神社検定について少し解説しておきます
詳細は3級と2級の記事にも書いておりますので、
そちらをご参照ください
神社検定とはどういう資格かというと、
神社の基本知識や神道の歴史など、
広く深く神社にまつわる知識を問われる検定です
以下、公式からの説明文です↓
神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。
空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。
そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。日本全国には、約8万の神社があります。
https://www.jinjakentei.jp/kenteitoha.html
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。
私もたくさん神社に参拝したり、
参拝した神社の紹介ブログを書いていますので、
もう少し神社に詳しくなって観光を楽しんだり、
記事のクオリティを上げれたらいいなと思って受験することにしました
神社ブロガーとしての権威付けも出来るしね
こんな私にピッタリの資格検定があったとは
この”検定”と言う資格は、
はっきり言って個人で作ったようなヘンテコでマイナーな検定がいっぱいあるのですが、
神社検定は主催が公益財団法人日本文化興隆財団で、
監修が神社本庁という、
ガチガチの検定試験になります
きちんと権威のある検定と言えると思います
神社検定の各級と出題範囲
神社検定は以下の級が用意されています
- 初級
- 参級(3級)
- 弐級(2級)
- 壱級(1級)
このうち初級は勉強するのは初歩的すぎるので、
基本参級から勉強すればいいかなと思います
神社検定の特徴としては、
各級で出題範囲自体が違うことと、
毎年出題範囲が微妙に異なることが挙げられます
なので、弐級に受ければ参級の内容が理解できていることになりませんし、
同じ弐級でも年度が違えば全く勉強している範囲が違います
神社検定の公式教材が11冊ほどあり、
満遍なく売りたいのか級や年度で出題範囲を毎回ズラすんですよね(笑)
このあたりが検定として少し不満なところでしょうか
3級、2級というより3種、2種といった方が正しいし、
種類を増やしてもいいと思います
神社検定 壱級の出題範囲
3級と2級の出題範囲はコチラをご覧ください
神社検定3級が神社の基本知識、2級が神道の歴史ときて、
1級は神社の用語に因んだ問題になります
基本となるテキストは公式テキスト⑤『神社のいろは要語集 宗教編』と、
公式テキスト⑦『神社のいろは要語集 祭祀編』で、
これが年度ごとに交互に使用されます
2024年の第12回が祭祀編なので、
2025年の第13回は宗教編です
なので、同じ1級保守者でも第何回で取得したかで、
試験範囲が全く違います
また副教材が膨大です
<令和6年以降>
・以下のうち1冊の基本テキスト(出題割合は約50%)
『神社のいろは要語集 祭祀編』
『神社のいろは要語集 宗教編』
・以下のうち1~2冊のサブテキスト(出題割合は約30~40%)
『神話のおへそ『古語拾遺』編』
『神話のおへそ『日本書紀』編』
『伊勢神宮と遷宮の「かたち」』
『令和のご大礼』
・『皇室』指定号(出題割合は約10%)
ちなみに第12回の副教材は、
『神話のおへそ『古語拾遺』編』、『令和のご大礼』『皇室』
でした
なんでも、宗教編と祭祀編を同時に出題範囲にすると、
範囲が膨大になるため毎年交互に出題するらしいのですが、
だったらサブテキストだけにすればいいのでは(;・∀・)
まず『皇室』がいらんです(^_^メ)
1級は出題文章もやや難しいので、
しっかりテキストで勉強する必要があります
神社検定壱級の勉強法と試験対策
さて、神社検定壱級の試験対策についてシェアします
勉強時間の目安
神社検定1級の受験資格がある人は、すでに2級に合格しているハズなので、
2級までの試験対策との差異を含めて書いていきます
まず勉強期間ですが、2級の対策期間の倍くらい取ってください
というのも1級のメインテキスト、
『神社のいろは要語集 祭祀編』
『神社のいろは要語集 宗教編』
ですが、これまでのメインテキストの比にならない程ややこしいです
これまで神社検定の勉強は面白かったのですが、
1級の対策(というかこのテキストを読むこと)はひたすら苦行でした
これらのテキストには用語の解説が延々と書いてあるのですが、
諸説あるので一次資料や二次資料を引用しながら説明しており、
さながら考古学と歴史学の論文を読んでいる気になってきます
引用された資料の中身も専門的すぎて予備知識がないと、
理解が深まるどころかかえって分からなくなります
言ってしまえば、
ある単語の意味がわからなくて辞書を引いたら、
その単語をさらにわからない単語を多用しながらダラダラ数ページもわたって解説してある
という感じです
よくもまぁ、ここまでわかりにくく書けるなと思います
(;・∀・)
私は何度もテキスト投げました(笑)
なので勉強は早めに始めてください(;・∀・)
理解しようとして読むと一向に進まないので、
分からないいところはそのままにしてとりあえず一周読んでから、
復習することをお勧めします
試験対策①:過去問分析
1級合格で最も重要なのは過去問を記憶することです
1級のテキストは前述のとおり要領を得ないので、
テキストだけでは試験対策の効率がよくありません
大体過去5回分もやれば、
ほぼ過去問と同じ文章から出題されると思っていいです
ここでアドバイスですが、
問題文の穴埋め箇所だけでなく全文覚えましょう
穴埋め場所が変わることがあります
試験対策②:副教材をこれまでより重点的に
3~2級まではメインテキストから80~70点分出題されておりましたが、
1級からは50点分しか出題されません
つまりメインテキストの50点は確実におさえつつ、
合格点まで+20点分を副教材の範囲で取らなければなりません
よってこれまでより副教材の勉強時間を取らなければなりません
個人的にですが、
神社検定のためだけに神社本庁の金儲け戦略に乗って、
季刊誌「皇室」を買う気にはなれないので、
その他の教材の範囲をしっかり押さえた方がいいと思います
入手した過去問の年度で1級の副教材範囲も被っていればいいのですが、
そうでない場合は2級で出題されていれば2級の過去問を解くのも対策にはなります
試験対策③:余裕があれば…
最後におまけです
もし試験までに余裕があれば、
試験範囲に関係なく、古事記、日本書記、古語拾遺など、
文献を幅広く読んでおくことをお勧めします
前述しましたが、
メインテキストは各用語の解説を一次資料や二次資料を引用しながら、
考古学的、歴史学的に長々説明しているのですが、
ある程度の資料の知見があること前提になっています
引用元の資料の知識があるほど理解が進みます
さいごに 神社検定おススメです
壱級も取得したことで、
これにて神社検定コンプリートです
昨年にこの検定を知ってから、
最速で参~壱級まで取得いたしましたが、
楽しい勉強の日々でした
また、神社検定を通して、
ますます神社や日本の精神のようなものが好きになりました
ダイバーシティ、多様性などといわれ、
変化の激しいこのご時世において、
あえて日本のアイデンティティに立ち返り、
『日本のこころ』を見つめなおす
そんな素敵な機会をくれる検定だと思います
1年に一度の検定ですが、
来年、このブログを読んでくれている人のなかから、
挑戦する人が一人でもいればいいなぁと思います
これからも神社記事書くので、
読んでいただければ幸甚でございます
ではまた(/・ω・)/
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