どうも、ダルクです(/・ω・)/
大分の柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)に参拝してきたので、
紹介します
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柞原八幡宮とは
柞原八幡宮とは、大分県大分市にある神社で、
豊後國一之宮であり、旧社格は国幣小社になります
大分県といえば全国の八幡系の総本社である宇佐神宮がありますが、
柞原八幡宮は宇佐神宮の豊後国における分祀であり、
宇佐神宮の別宮の一つとして崇敬を受てきました
宇佐神宮
九州の八幡系の神社は、
宇佐神宮との結びつきが特に強い印象です
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豊後國一之宮
柞原八幡宮は豊後国の一之宮とされています
一宮(一之宮)について軽く説明すると、
中世の律令制度時代、地方に赴任する国司は、
その地方の主だった神社にまず参拝する義務がありました
これを国司神拝といいます
その際、その地域(国)で崇敬を集めている神社を「国内神名帳」にまとめ、
有力神社の内から最も社格が高い神社を一宮、
他の神社を二宮、三宮と序列化していきました
すなわち、一宮とはその地方で最も社格が高い神社といえます
ちなみに豊後国には、
一宮を名乗る神社がもう一社あります
その他九州の一之宮
柞原八幡宮の御祭神
柞原八幡宮の御祭神は、
- 応神天皇
- 仲哀天皇
- 神功皇后
です
八幡系なので応神天皇(誉田別命)ですね
神功皇后もセットで祀られているのはよくありますが、
仲哀天皇も祀られています
ちなみに応神天皇からみて、
仲哀天皇は父親、神功皇后は母親です
柞原八幡宮へのアクセス
柞原八幡宮の最寄り駅は西大分駅になります
車だと10分くらいですが徒歩でもがんばれば1時間ほどで行けます
ちょっと前までバスが1時間に一本程ありましたが、
今もあるかはわかりません(;・∀・)
大分市街地西方の二葉山(八幡柞原山とも)山麓に鎮座しているので、
結構な坂道を歩いて行くことになります
柞原八幡宮のおすすめ見どころ紹介
それでは実際に参拝してきたので、
柞原八幡宮のおすすめ見どころを紹介します
柞原八幡宮のみどころは何と言っても大自然溢れる境内と、
時代を感じる社殿です
深い山の中に分け入っていく参道はさながら異世界の入口のように感じ、
道中の境内に生えている木々は、
並の神社であれば神木クラスの大きさのものもちらほらあります
社殿も古く、少しくたびれている感じが歴史を感じさせ、
趣が深いです
柞原八幡宮 注連縄鳥居
参道入口の注連縄鳥居です
二本の柱を縄でつないだタイプの鳥居です
ここから境内の山中に入っていきますが、
両脇の木々がすでに異世界感を感じさせます
なお、2つ上の写真に写っている入口右手の大木は、
ホルトの木と呼ばれ大分市銘木に名を連ねています
菊花の鳥居
参道途中で現れる額に菊花をあしらった朱色の鳥居が現れます
柞原八幡宮は御祭神が応神天皇なので、
皇室の象徴である菊花を使うことが出来るようです
いい感じに経年劣化しており、
味わい深いです
南大門
明治3年(1870年)の建立の門であり、
こちらも歴史を感じます
構造は入母屋造の四脚門で、前後にそれぞれ唐破風造の突出部を設け、
左右に切妻造の脇門を設けたものです
柱や扉には緻密な木造彫刻が施されており、
見ごたえがあります
何かの屏風絵みたいに見えますね
なお南大門の近くに稲荷社もあります
天然記念物 オオクス
南大門の左手にある天然記念物の大楠です
樹齢三千年以上といわれており、樹高三十mほどもあります
日本でも有数の巨木であり、環境庁巨木調査だと全国大七位だったそうです
南大門をくぐった先の参道は二手に分かれており、
左手側がは西門へ、右斜め方向の道は勅使道と呼ばれ、
石段を経て神域南正面の楼門へ至ります
楼門は現在通行できなくなっているので、
左手側の参道から西門へ向かいましょう
西門
社殿入口の西門です
切妻造の四脚門で、江戸時代末期の建立とされています
柞原八幡宮 本殿・西宝殿
はい、工事中でした(;^ω^)
ついてませんね
なんでも国指定重要文化財に指定されたことを受けて、
文化財保存修理事業を行っているようです
現在は第一期事業の前半らしいです
早く改修された社殿を見たいですね
柞原八幡宮 申殿・拝殿
本殿は改修中でしたが、申殿・拝殿はそのままの状態でした
向かって左が申殿、右が拝殿です
どちらも切妻造妻入りの造りで、
申殿が1752年、拝殿が1759年の建立です
めちゃくちゃ古いですね
西回廊、東回廊です
柞原八幡宮では回廊に上がって拝殿まで行くことができます
手前の賽銭箱があるところが拝殿で、
奥に見えるのが申殿です
ここでお参りができます
拝殿の後ろには開運大太鼓があります
柞原八幡宮の御朱印
柞原八幡宮の御朱印がこちら↓
豊後一之宮と重要文化財の印が特徴的です
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