どうも、ダルクです(/・ω・)/
佐賀の千栗八幡宮へ参拝してきたので、
紹介します
千栗の読みは(ちくり)ではなく(ちりく)です
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千栗八幡宮とは
千栗八幡宮は佐賀県三養基郡みやき町にある神社で、
肥前国一宮とされる格式高い神社です
創建は聖武天皇の神記元年(七二四年)当時の肥前国養父郡司、
壬生春成が信託を受けて創建したといわています
千栗(ちりく)の由来は信託の内容が関係しており、
壬生春成が一人の翁からお盆に盛られた千個の栗を受ける夢をみて、
翌朝この地の山に来てみると一夜にして千本の栗の樹が生えていたことが元になっています
肥前國一之宮
一宮(一之宮)について軽く説明すると、
中世の律令制度時代、地方に赴任する国司は、
その地方の主だった神社にまず参拝する義務がありました
これを国司神拝といいます
その際、その地域(国)で崇敬を集めている神社を「国内神名帳」にまとめ、
有力神社の内から最も社格が高い神社を一宮、
他の神社を二宮、三宮と序列化していきました
すなわち、一宮とはその地方で最も社格が高い神社といえます
ちなみに肥前国には、
一宮を名乗る神社が複数あります
千栗八幡宮の御祭神
千栗八幡宮の御祭神は、
- 応神天皇
- 仲哀天皇
- 神功皇后
配神が
- 難波皇子
- 宇治皇子
- 住吉明神
- 武内宿禰
の四柱になります
八幡宮なので主祭神は応神天皇ですね
九州は宇佐神宮をはじめ、
特に八幡系の神社が多い気がしますね
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千栗八幡宮へのアクセス
千栗八幡宮へのアクセスは車があると便利ですが、
公共交通機関の場合は久留米駅から出ているバスが便利です
バスでおおよそ16分、バス停からは徒歩で数分で着きます
帰りの本数は多くないので、時間を見て計画的に参拝するのがいいでしょう
千栗八幡宮 おすすめ見どころを紹介
それでは実際に参拝してきたので、
千栗八幡宮のおすすめ見どころを紹介します
肥前鳥居
境内入口にある肥前鳥居です
肥前鳥居とは今でいう佐賀地方に多く見られる鳥居で、
特徴は笠木のかけだしが大きな反りをみせて外方に跳ね上がっており、
足は下にいくにつれ円錐状に広がる三段造りになっています
ずんぐりむっくりしててかわいいです(*´▽`*)
ちなみに鳥居の奥に見える階段は、
バルセロナオリンピック金メダリストである柔道の古賀稔彦選手が、
この神社にある146段の石段を足腰の強化のために上り下りしていたこともあり、
スポーツの鍛錬として石段を使ってのトレーニングに励む人達も多いそうです
千栗八幡宮 社殿
千栗八幡宮の神域は戦国時代に度々戦火に巻き込まれ、
社殿も幾度か焼失しましたが、竜造寺政家がこれを再興、
鍋島の代になると藩祖鍋島直茂は慶長三年(一五九八年)に社領二百石を寄進しました
社殿は木製の入母屋造りで、
歴史を感じる佇まいです
横から見た本殿です
お粥堂
お粥堂は3月15日の粥祭にて「お粥試」を行うところです
粥祭は地元では親しみを込めて「おかゆさん」ともいい、
粥を使ってその年の豊作・凶作を占う粥占です
親子楠
本の楠の根元から小さな楠が生えておりちょうど親子のように見えます
枝分かれした夫婦楠は見られますが、このような親子の楠は珍しいです
家庭円満のご利益があるそうです
佐賀の銘木 古木
境内にある御神木の楠です
佐賀の名木に選ばれている樹齢400年の大木です
九州の神社の樹はどれもかなりの大木が多い気がします
千栗八幡宮 摂社・末社
千栗八幡宮の境内摂社・末社を紹介します
武雄神社
御祭神は武雄心命と他四柱(天之忍穂耳命・菅原道真・伊弉諾尊・高木神)
武雄心命は孝元天皇の皇子彦太忍信命の御子で、
祭祀・占(卜)を司る任に当たったとされています
この辺りの地域では昔から”手足の神様”といわれ、
手や足の痛みに霊験を顕しています
鳩森稲荷神社
千栗八幡宮御創建の由緒には、
郡司壬生春成が森へ狩猟に出た際に、弓の上に八幡神のお使いである鳩が止まり、
その夜に御神託が下されたという故事があります
鳩森稲荷神社の鳩森はこの故事から名付けられたとされています
千栗八幡宮の御朱印
千栗八幡宮の御朱印がこちら↓
やわらかな字体の印ですね
肥前一宮と千栗山の印が特徴的です
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