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日吉大社 ~比叡山を臨む日吉・日枝・山王社の総本社~

日吉大社 寺社仏閣・御朱印巡り
ダルク
ダルク

どうも、ダルクです(/・ω・)/
滋賀の日吉大社へ参拝してきたので、
紹介します

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日吉大社とは

日吉大社

日吉大社は滋賀県大津市にある神社で、
式内社(名神大社)、二十二社(下八社)の一社です

全国の日枝神社、日吉神社、山王神社の総本社でもあります

日吉大社の読み方は、日枝山(比叡山の東尾にある山)、比叡山の「ひえ」だったのが、
後に「吉」の好字をあてて、「ひよし」と呼ばれるようになったようです

延暦7年(788)、この地で生まれ育った最澄(日本の天台宗開祖)は、
比叡山に延暦寺を創建します

以後、日吉大社は延暦寺一山の守護神とされてきました

日吉の神が「山王さん」と呼ばれるようになったのは、
天台中の中国の本山が「山王元弼真君」を護法の神として祀っていたことに由来します
こうして、天台宗における神仏習合思想が発展してきました

ダルク
ダルク

日吉系は神仏習合の最たる神社です

全国3,800社の山王さん総本宮

日吉大社

前述していますが、日吉大社は全国の日吉系神社の総本宮に当たります

日吉系は日吉神社、日枝神社、山王神社などが該当し、
全国に3800社ほどもあります

ダルク
ダルク

それぞれ名前は違うけど同じ系列の神社ですね

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二十二社 下八社

日吉大社

日吉大社は二十二社の下八社の一社です

二十二社とは、
律令制が崩壊していく中で朝廷が直接管理を続けていった、
ごく限られた神社のことです

二十二社の一覧がコチラ↓

上七社

中七社

下八社

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日吉大社の御祭神

日吉大社

日吉大社は二つの本宮と、五つの摂社を中心に構成されています

祭神はそれぞれ、

  • 西本宮:大己貴神
  • 東本宮:大山咋神
  • 宇佐宮:田心姫神
  • 牛尾宮:大山咋神荒魂
  • 白山宮:菊理姫神
  • 樹下宮:鴨玉依姫神
  • 三宮 :鴨玉依姫神荒魂

となります

日吉大社は古くから山の神である大山咋神を祀っていました

天智天皇が都を大津の地に遷されると、
翌年奈良の三輪山より大和国の守護神といいうべき大神神社大己貴神が勧請されました

以降、元々の神である東本宮・大山咋神よりも、
西本宮・大己貴神の方が上位とみなされるようになったようです

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日吉大社 おすすめ見どころ紹介 

日吉大社,境内

それでは実際に参拝してきたので、
日吉大社のおすすめ見どころを紹介します

日吉大社の境内は広く、東本宮・西本宮を中心とした広大な境内を誇ります

上七社(山王七社)、中七社、下七社の21社の他に、
多くの摂社・末社を含んでいるので一部だけご紹介します

日吉大社

日吉大社の境内は東本宮周辺と、西本宮周辺に社が固まっています

まずは東本宮周辺から紹介します

二宮橋

日吉大社

指定文化財の日吉三橋とよばれる豊臣秀吉が寄進した橋の一つです

東本宮(二宮)へ向かう参道にかかる花崗岩製の石橋反橋

猿岩

日枝大社,東本宮,猿岩

猿の形をした岩でだそうです

ダルク
ダルク

猿に見えない(;・∀・)

日吉大社の神使は猿です

神使とは神の使いで、稲荷神社の狐や三峯神社の狼が有名です

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須賀社・巖瀧社

日枝大社,東本宮

東本宮入口付近にある須賀社と巖瀧社

須賀社の御祭神は素盞嗚神奇魂

巖瀧社の御祭神は市杵島姫命、湍津島姫命で
下七社に当たります

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氏神神社・氏永社

日枝大社,東本宮,氏神神社,氏永社

須賀社、巖瀧社と参道を挟んでで鎮座している氏神神社・氏永社です

氏神神社は下七社の一社で、
鴨建角身命、琴御館宇志麿を祀っています

ダルク
ダルク

鴨建角身命は別名八咫烏
山城の賀茂氏(賀茂県主)や葛城国造の始祖であり、
賀茂御祖神社(下鴨神社)の祭神です

東本宮楼門

日枝大社,東本宮楼門

重要文化財の東本宮楼門です

三間一戸楼門の形式で、入母屋造、檜皮葺、縁付きの建物で、
枓栱(ときょう)は上下とも三手先となっています

三間一戸とは柱間三つの内、中央の一つが出入り口になっている構造です

楼門とは二階造りの門で屋根が二階部分にしかなく、
一階の上に縁があるものをいいます

西本宮の楼門とは少し違った趣があり、
どちらかというと一階部分が高く二階部分が低いため、
スラリとした均整の取れたフォルムをしています

樹下神社本殿・拝殿

日吉大社,東本宮,樹下神社

東本宮楼門をくぐった先に比較的大きな社の集団があり、
最も手間に樹下神社の本殿と拝殿がります

写真の左手が本殿、右手が拝殿、
中央奥に見えるのが東本宮の拝殿です

樹下神社は日吉大社の上七社(山王七社)の一社で、
東本宮の祭神、大山咋神の妃を祀っています

東本宮

日吉大社,東本宮

東西二宮の一つ東本宮です

屋根は檜皮(ひわだ)葺きで日吉造という日吉大社特有の形式であり、
他の社に比べても大きく立派です

新物忌神社・大物忌神社

日吉大社,新物忌神社,大物忌神社

東本宮の左手と背後にある新物忌神社と大物忌神社です

両社とも中七社になります

御祭神は天知迦流水姫神と大年神

新物忌神社の横には亀井霊水という井戸があります

二宮竈殿社

日吉大社,二宮竈殿社

祭神は奥津彦神、奥津姫神

下七社の一社

日吉雄梛

日吉大社,日吉雄梛

女性が男性の幸せを祈る木とされ、
「ナギ」は「凪ぐ」「和む」に通じ、夫婦和合のシンボルといわれています

つぎに西本宮へ向かっていきます

白山姫神社

日吉大社,白山姫神社

神上七社(山王七社)の一社で菊理姫神(くくりひめのかみ)を祀る神社です

菊理姫神は全国の白山神社に祀られる白山姫神のことです

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白山姫神社の脇に並ぶ4社は、
劔宮社と八坂社、小白山社、北野社です

劔宮社は瓊々杵命を祀る下七社の一社

八坂社は須佐男尊、北野社は菅原道真を祀っています

宇佐竃殿社・気比社

日吉大社,宇佐竃殿社,気比社

宇佐竃殿社は奥津彦神、奥津姫神を祀る下七社、
気比社は仲哀天皇を祀る下七社です

宇佐宮 本殿・拝殿

日吉大社,宇佐宮

上七社(山王七社)の宇佐宮の本殿と拝殿です

宇佐と聞くと宇佐神宮のイメージがありますが、
御祭神は応神天皇ではなく田心姫神です

西本宮本殿、東本宮本殿と同様、
日吉造になっています

宇佐若宮

日吉大社,西本宮,宇佐若宮

宇佐宮の脇に鎮座する中七社の宇佐若宮です
御祭神は下照姫神です

大宮竈殿社

日吉大社,西本宮,大宮竈殿社

下七社の大宮竈殿社です

西本宮楼門

日吉大社,西本宮,楼門,猿

西本宮の楼門です

東本宮の楼門と同じく三間一戸、檜皮葺ですが、
東伊本宮の楼門に比べて規模が大きく壮麗です

日吉大社,西本宮,楼門,猿

四隅に神使である猿の彫刻があります

西本宮 拝殿・本殿

日吉大社,西本宮

日吉大社の最上位の社である西本宮です

東本宮と同じく日吉造りで

山王鳥居

日吉大社,山王鳥居

日吉系の神社の特徴である「山王鳥居」です

明神鳥居の上に三角形を載せた形で、神道と仏教の習合を表した、
山王思想の表れとされています

大威徳石・祇園石

日吉大社,大威徳石

西方の守護神といわる日吉大社の霊石です

祇園石

日吉大社,大威徳石

八坂の神である牛頭天王が宿る磐座とされます

惣社・子安子立社

日吉大社

惣社はこれまで紹介した山王ニ十一社をまとめて祀る社です

子安子立社は元々は悦別の神社で、
子安社が伊弉諾命、子立社が伊邪那美命を祀っていたものを合祀したものです

三宮神社・牛尾神社

日吉大社,三宮神社,牛尾神社

三宮神社と牛尾神社は日吉大社の上七社ですが、
東本宮や西本宮から少し離れた八王子山の山頂付近にあります

今回は時間の都合で参拝できませんでしたが、
東本宮から西本宮へ向かう道中で遥拝するところがあります

日吉大社,三宮神社,牛尾神社

こちらの階段を上っていくと三宮神社と牛尾神社のある八王子山へ入れます

麓の社がそれぞれの遥拝所になります

日吉大社の御朱印

日吉大社の御朱印がコチラ↓

日吉大社の御朱印

力強い筆跡と猿の印が特徴的です

日吉大社の御朱印

ちなみに日吉大社は代表御朱印の他に、
上七社全部の御朱印もあります

ダルク
ダルク

私はキリがないのでマイルールとして、

摂社の御朱印は基本的に頂かないので、
今回は代表御朱印だけいただきました

西本宮と東本宮は正宮なので貰っても良かったかもしれませんね

ダルク
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