![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
どうも、ダルクです(/・ω・)/
福岡県の宗像市にある宗像大社に行ってきたので、
紹介します
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宗像大社とは
![宗像大社](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-30.jpg)
宗像大社は福岡県の宗像市にある神社で、
日本最古の神社の一つです
日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、
および宗像三女神を祀る神社の総本社で、
旧社格は官幣大社と非常に高いです
九州本土、大島、沖ノ島にそれぞれ、
沖津宮、中津宮、辺津宮という三つの宮を有しており、
この三宮を総称して、宗像大社といいます
諏訪大社
伊勢神宮
![宗像大社の場所](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image.png)
三宮の大体の位置関係がコチラです
辺津宮は簡単にアクセスできますので、
大体の参拝客は辺津宮でお参りします
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
後ほど紹介しますが、
辺津宮には中津宮と沖津宮に参拝したことになる、
参拝スポットがあるのでそちらでまとめて参拝できます
中津宮の大島はフェリーで40分くらいで行けます
少し参拝のハードルが上がりますが、
大島はとても美しいので是非参拝してほしいです
![大島の膿](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-2-1024x768.jpg)
沖津宮のある沖ノ島は、
ユネスコの世界遺産に登録されているので、
現在は一般人の参拝は出来ません
大島の北端に海に向かって沖ノ島を臨み、
沖津宮を遥拝できるよう拝所があるのでそちらで参拝できます
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
今回私は辺津宮と大島の中津宮、
大島の沖ノ島遥拝所へ行ってきました
宗像大社の御祭神
宗像大社の御祭神は宗像三女伸といわれる神様で、
- 田心姫神
- 湍津姫神
- 市杵島姫神
です
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
厳島神社とか江島神社と一緒ですね
江島神社
交通安全のご利益があるとして有名です
宗像大社 辺津宮 おすすめ見どころを紹介
![宗像大社の辺津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-5.jpg)
では実際に参拝してきたので、
宗像大社のおすすめ見どころを紹介します
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
宗像大社は沖津宮、中津宮、辺津宮という、
三つの宮があるのでそれぞれ紹介します
まずは最も参拝者が多くアクセスの良い、
辺津宮からです
辺津宮は宗像大社の中で一番境内の面積が広く、
摂末社や神宝館当博物館、
売店など施設も充実しています
宗像大社 辺津宮 社殿
![宗像大社の辺津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-3.jpg)
戦国武将の小早川隆景が建立した、
切妻屋根の拝殿は重要文化財に指定されています
![宗像大社の辺津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-4-1024x768.jpg)
拝殿から伸びた先には、
大きくて豪華な本殿があります
軒が伸びていて若干住吉造に似ているかもしれません
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
三つのお宮のなかで、
辺津宮が一番社殿も大きいです
第二宮・第三宮
![宗像大社の辺津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-6-1024x768.jpg)
二宮には田心姫神、第三宮には湍津姫神が祀られています
辺津宮は総社の役割もあるので、
第二宮・第三宮に参拝すれば、
中津宮・沖津宮に参拝したことになります
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
時間がない人でも、
辺津宮だけで三宮お参りしたことにできます
![宗像大社の辺津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-7-1024x768.jpg)
第二宮・第三宮の社殿は、
伊勢神宮の古い社殿を流用しているらしく、
実にシンプルな神明造です
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
ぱっとみたとき、
伊勢神宮の別宮そっくりだと思いましたが、
本当に社殿を譲り受けているそうです
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やはり神明造は、
シンプルで直線的なのに、
なんとも言えない神秘的な感じがしますね
高宮祭場
![高宮祭場](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-8-1024x768.jpg)
沖ノ島に並ぶ宗像大社で最上位級の聖域です
神社に社殿が建立される以前の祭祀形態である、
神籬の祭場です
岩や樹などの自然物をはじめとした万物に神々が宿るという、
神道の根源である自然崇拝今に伝える、
全国でも稀な古代祭場です
![高宮祭場](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-9-1024x768.jpg)
伝承では祭神である宗像三女伸が、
最初に降り立った地とも伝わっています
何か特別に建造物があるわけではないのですが、
石や木で神域の空間を表現しているようでした
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
神社や日本の古来の建造物は、
明確な仕切りを用いず、空間を表現する技法に長けています
鳥居がいい例ですね
宗像大社 辺津宮 摂社・末社
![宗像大社,辺津宮,摂社・末社](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-10-1024x768.jpg)
辺津宮には私がこれまで参拝した神社の中でも、
最も摂社・末社の多い神社です
摂社・末社とは大きな神社の境内・外にある、
小さな社のことで、
辺津宮の場合は本殿を囲うように、
無数の摂社・末社があります
![宗像大社,辺津宮,摂社・末社](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-11.jpg)
二十二の社殿に百二十一の末社が合祀されているようです
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
摂社・末社に参拝しているだけで、
相当時間がかかります(;^ω^)
知ってる名前の神社だけにしてもいいかもしれません
![宗像大社,辺津宮,摂社・末社](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-12-1024x768.jpg)
神宝館
![宗像大社,神宝館](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-13.jpg)
宗像大社に来たら、
ぜひ併設されている神宝館に行くことを勧めます
世界遺産になっている沖ノ島は、
高宮祭場と同じ古くから磐座をご神体とした、
自然崇拝の祭場跡が無数にあります
禁足地であったこともあり、
古来より祭祀に使われた祭具がそのまま残っており、
神宝館は沖ノ島から持ち帰った貴重な祭具を納めています
![宗像大社,神宝館](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-14.jpg)
そういった事象もあり、
展示物の約9割くらいが国宝という、
類を見ない博物館となっています
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
道教や翡翠の祭具がたくさんありました
神社併設の博物館としては、
ピカイチの博物館です
神門
![宗像大社,](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-15-1024x768.jpg)
辺津宮の神門です
両脇には大きめの狛犬がいます
![宗像大社](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-16-1024x768.jpg)
鳥居と神門の間には大きな池もあり、
鯉も泳いでいます
スケールの大きな境内です
むなかた茶愉
むなかた茶愉はカフェもついてる休憩所です
![むなかた茶愉](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-17-1024x768.jpg)
オリジナルメニューの「姫餅」です
船に見立てた容器に、
餅が5個入っています
![むなかた茶愉](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-18.jpg)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
海苔風味の変わった餡でした
宗像大社 中津宮 おすすめ見どころを紹介
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-19.jpg)
次に大島にある中津宮を紹介します
一般人が直接参拝できるのは中津宮までですので、
ぜひ中津宮まで参拝してほしいです
神奏港からフェリーで数十分で大島に着きます
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-20-1024x768.jpg)
鳥居をくぐると、
小さな池と神橋を渡ります
奥の階段を上がり神門をくぐると社殿があります
宗像大社 中津宮 社殿
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-21-1024x768.jpg)
中津宮の社殿です
全体的に辺津宮の社殿と同じ構造です
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-23-1024x768.jpg)
本殿の2つの鰹木が特徴的ですね
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
鰹木は屋根を押さえてるやつです
通常は丸太を一本横に被せているだけなのに、
中津宮の鰹木は三本束ねて被せてますね
しかも左は断面が四角で、右は丸です
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-24-1024x619.jpg)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
理由はわかりませんが、
珍しいので必見です
天ノ真名井
![天ノ真名井](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-25.jpg)
天ノ真名井は中津宮本殿横から、
社務所の脇を通って天の川へ降りて行った先にあります
御心水が汲み取れ、飲むこともできます
(一応煮沸するのがいいと思います)
脇を流れる川は「天の川」といい、
宗像大社に七夕のルーツがあるとい説もあります
宗像大社 中津宮 摂社・末社
中津宇宮の摂末社は、
境内の本殿の周囲と本殿に上がる階段の麓の麓、
一の鳥居の左右に主に鎮座しています
代表的なのをいくつか紹介します
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-28-1024x768.jpg)
本殿右手奥にある、
- 祓方神社
- 國玉神社
- 岡堺神社
です
それぞれの神社でめちゃくちゃたくさんの神様を合祀しています
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-26.jpg)
階段の麓の左手にある織女神社です
鳥居が特徴的です
崖の上の社には鎖を掴んで登らないといけません
![宗像大社,中津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-27-1024x768.jpg)
織女神社から参道を挟んで向かい合う位置には、
牽牛神社をはじめたくさんの摂末社があります
牽牛神社がイザナギ、織女神社イザナミを祀っており、
この二社が天の川を挟んで鎮座しているので、
七夕の織姫矛星の元ネタとされています
宗像大社 沖津宮 おすすめ見どころを紹介
![沖津宮,第三宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-29.jpg)
最後は沖津宮です
前述しましたが沖津宮は中津宮のある大島のさらに先、
沖ノ島に鎮座しています
世界遺産になっている沖ノ島は一般の立ち入りが禁止されており、
神職以外は渡島できないようになっています
なので沖津宮には直接参拝することはできませんが、
辺津宮の第三宮、大島の沖津宮遥拝所で参拝できます
沖津宮遥拝所
![沖津宮遥拝所](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-30-1024x768.jpg)
大島にある沖津宮遥拝所です
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
海と空、
石の鳥居と銅板葺き破風付きの社殿が、
最高に映えます(*´▽`*)
![沖津宮遥拝所](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1-31-1024x768.jpg)
天気がいい日は海の向こうに沖ノ島が見えるらしいです
普通に景観がいいので、
しばし時間を忘れて風に当たっていました(+_+)
![沖津宮遥拝所](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-1.png)
沖津宮遥拝所は大島の北側にあり、
中津宮からだと30分ほど歩けばアクセスできます
少し遠いですが、
大島まで来たのならぜひ立ち寄ってほしいです
宗像大社の御朱印
宗像大社の御朱印はコチラ
![宗像大社の御朱印](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/08/image-2-1-1024x490.jpg)
右から辺津宮(宗像大社)、中津宮、沖津宮です
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
私は○○神社という正宮の御朱印しか基本集めませんが、
中津宮と沖津宮は正宮なので、
今回はいただきました
宗像大社の御朱印は辺津宮、
中津宮と沖津宮の御朱印は大島の中津宮でしかもらえません
中津宮の御朱印には「七夕伝説発祥の地」という印があります
沖津宮の御朱印は「沖津宮遥拝所」の印になっていますね
ではまた(/・ω・)/
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
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