どうも、ダルクです(/・ω・)/
今回は長野の諏訪大社に行ってきたので、
紹介します
諏訪大社は上社と下社に分かれますが、
今回は上社の方を紹介します
諏訪大社とは
諏訪大社は長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社の総称です
- 上社 本宮、前宮
- 下社 秋宮、春宮
の二社四宮で構成されます
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社でもあります
神社界の一大勢力です
社殿の四隅に御柱という丸太が建てられており、
社殿自体も独特な造りをしています
諏訪大社の御祭神
諏訪大社のご祭神は、
- 建御名方神(たけみなかたのかみ)
- 八坂刀売神(やさかとめのかみ)
となります
建御名方神は出雲大社の大国主の子供で、
古事記の国譲のエピソードの際に、
武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)に勝負で敗れ、
諏訪地方まで落ち延びてきたとされています
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戦いに敗れた神にも関わらす、
戦国時代から戦勝祈願の神として崇められてきた、
すこしユニークな神様ですね(;・∀・)
ミシャグジ信仰と諏訪大社
諏訪大社の御祭神は日本神話の建御名方神なのですが、
実は諏訪地方にはさらに古い信仰の名残があります
縄文時代の頃はミシャグジ様という土着神の神を祀っていました
その辺の経緯については、
下記の動画が詳しく解説しています
非常に歴史が古く謎多き神社だということがわかります
余談ですが、
諏訪信仰については東方projectが元ネタにしていて、
東方をきっかけに知った人も多いかもしれません
(私もその一人です)
東方の元ネタや聖地もいっぱいあります
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1日で諏訪大社四社まいり
さて、前項で諏訪大社は上社と下社、
上社は前宮、本宮、下社は秋宮と春宮に分かれていると説明しました
よって、
諏訪大社に全て参拝するためには、
二社四宮に参拝する必要があり、
これを諏訪大社の四社まいりと呼んでいます
正確には四宮まいりなんだけどね
上社と下社が離れているため、
車がなく徒歩と公共交通機関で回る場合は、
午前中から効率よく回る必要があります
私の場合は、
茅野駅→上社前宮→上社本宮→茅野駅→下諏訪駅→下社秋宮→下社春宮
の順で参拝すると1日で回れました
朝の10時くらいに駅を出て、
夕方の15時くらいに完了しました
合計歩行歩数が2万5千歩くらいになりましたけどね(;・∀・)
伊勢神宮のように参拝の順番にルールはないので、
各自検討してみてください
ちなみに四社巡りを達成すると、
記念品が貰えます
私が行ったときは、小銭入れでした
上社 前宮
まずは上社の前宮から紹介します
前宮は諏訪大社の発祥の地ともいわれており、
日本で最も歴史が古い神社の一つとされています
高台で豊富な水や日照が得られる良き地で、
御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられています
上社・前宮 青銅の鳥居と境内
前宮は背後の守屋山をご神体としている宮で、
境内も明確な仕切りがなく、
山の一部が前宮の境内のような構造になっています
拝殿へ向かうまでの参道に水車もありました
他の宮のように派手な建造物はありませんが、
境内の雰囲気自体は一番好きな宮でした
上社・前宮 拝殿
前宮の拝殿です
諏訪大社の宮の中で一番こじんまりとしていますが、
四方を囲む全ての御柱にアクセスできる唯一のお宮でもあります
なんと伊勢神宮の古材で作られているそうです
上社・前宮 御柱
諏訪大社の最大の特徴は四方を囲む御柱です
写真のように太くて長い木の柱が、
拝殿の四方を囲むようにそびえ立っています
前宮以外のお宮は、
四本の御柱の内複数の柱は禁足地に立っているので、
全ての御柱に近づくことが出来るのは前宮だけです
水眼の清流
拝殿の脇に水眼の清流があります
前宮の神域を流れる御手洗川となり、
昔からご神水として大切にされたとの記載があります
上社・前宮 十間廊
十間廊は古来からの重要な神事が連綿と行われてきました
現在でも「御頭祭」に代表される「特殊神事」は、
本宮ではなく、前宮のこの十間廊で執り行われます
末社・若神子神社
建御名方神(たけみなかたのかみ)の子孫を祀る末社です
青銅の鳥居の脇にあります
上社・前宮 内御霊殿
諏訪明神の霊がやどるとされていた、
御神宝が安置されていた御殿です
上社 本宮
上社の本宮は諏訪大社の中でも境内が広く、
もっとも建造物も残存しており見どころがたくさんあります
令和4年時点で一部の建物は改修工事が行われており、
見学できなくなっています
自然信仰の名残、神仏習合の名残が多くみられます
上社・本宮 拝殿
諏訪造りの美しい拝殿です
神社なのにお坊さんがいるのがわかると思います
実は私が参拝に訪れた当日は、
諏訪神仏プロジェクトの一環として、
なんと明治時代の廃仏毀釈令依頼150年ぶりに、
諏訪大社で神職と僧侶が祈りを捧げた日だったようです
お坊さんいっぱい
図らずも歴史的瞬間に立ち会えました(*´▽`*)
諏訪温泉の神明湯
諏訪の地は温泉地としても有名ですが、
諏訪大社の上社・本宮には温泉の手水があります
ゆるーい獅子のぽかんと開いた口からジョボジョボ温泉が出ている様は、
なかなかにシュールで可愛いです(*´▽`*)
温泉の温度がかなり熱いので気を付けてください
上社・本宮 天流水舎
重要文化財の天流水舎です
どんな晴天の日でも雫が三滴は屋根上の穴から降り落ちると云われ、
諏訪七不思議の一つに数えられているそうです
上社・本宮 神楽殿
神楽殿には大きな和太鼓が備えられています
和太鼓のしらべは伝承が絶たれてしまっていますが、
太鼓だけは残っており、大晦日で打たれるそうです
上社・本宮 勅願殿
守屋山に向かって建てられている勅願殿です
守屋山に向かって祈願するための建物と言われていますが、
元々は拝殿に向いていたという説もあるそうです
上社・本宮 勅使殿・五間廊
向唐破風造の檜皮葺でできており、
様々な神事が行われてきたそうです
雷電爲右エ門銅像と土俵
雷電と言えば江戸時代の伝説的力士ですが、
諏訪とご縁がるのか本宮には雷電像と土俵があります
諏訪神社では神事祭礼に相撲が行われてきたそうです
上社・本宮 御柱
上社・本宮にも御柱が4つそびえ立っています
本宮の場合は近づける御柱は第一と第二の御柱です
残りの御柱は近くまでは行けませんが、
遠目で拝むことはできます
摂社・大国主社
諏訪大社のご祭神であるタケミナカタの、
父神、大国主命を祀る神社です
ちなみに大国主を祀る有名な神社には、
出雲大社があります
高島神社
高島神社は諏訪氏を祀る神社です
諏訪氏は当大社の御祭神諏訪大神の子孫で、
上社最高の祀職・大祝(おおほうり)となり、
更に藩主として政治を行ってきた一族です
諏訪は紀元前の頃から江戸時代まで、
信仰と政治が緊密に結びついていました
諏訪地方の信仰の歴史を象徴する神社です
諏訪大社 上社 前宮・本宮の御朱印
右が前宮、左が本宮の御朱印です
この年は御柱祭の年だったため、
少し特別仕様です
次回は下社の秋宮・春宮を紹介します
ではまた(/・ω・)/
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