
どうもダルクです
大手部品メーカに勤めて、5年間持株会を利用しています
新入社員の皆さんは、
入社時に「従業員持株会」に加入させられたのではないでしょうか?
殆どの学生は投資をしたことがないし、
入社時のバタバタしているときになんとなく加入させられた、
なんて人も多いのではないかと思います(;・∀・)

なんかよくわからないけど、
福利厚生の一つだからやったがいいんでしょ?

確かに持株会は資産形成の一助にはなる
でもデメリットもいっぱいあるよ

うっ、ネットで調べたら、
持株会はやらない方がいいって出てきた…
やっぱり持株会は止めたほうがいいの?

まてまて(笑)
メリットとデメリットを
しっかり把握することが大事だよ
持株会をやった方がいいか、やらない方がいいか、
先に結論を言うと、
あなたが勤めている会社と、あなたの資産運用の方針によります
よって、
従業員持株会のメリットとデメリットをしっかり把握し、
”自分が”持株会を利用すべきかどうかを判断する必要があります
今回は、持株会のメリットとデメリットについて解説します

ちなみに、ダルクは持株会は5年利用しています
自分の実体験も合わせて解説しますね(*^_^*)
最後に持株会を5年続けた結果も紹介します
参考にしてみてください
従業員持株会を利用する4つのメリット
まずは持株会のメリットについて解説します
これは実際に私が持株会をやって感じたこともベースに詳しく解説します
持株会を利用するメリット ①:奨励金が出る
まず一番大きいのが奨励金の存在です
どこの企業も大体5~20%程度の奨励金を設定しています
ちなみに、ダルクの会社は10%ですね(*´▽`*)
この10%という奨励金はめちゃくちゃ大きいです
例えばですが、
銀行にそのまま1年貯金したとしても、
普通預金の金利(利息)で0.001%です(;^ω^)
この従業員持株会の奨励金10%が、
いかに破格かわかると思います

単純に預金の10,000倍(;・∀・)
持株会を利用するメリット ②:毎月給与天引きで着実に積み立てできる
新入社員の人の中には、貯金ができない人が意外に多いです(;^ω^)
いきなり大金を手にした瞬間、
ついつい浪費してしまいがちです

ちなみにダルクの同期は、
初任給で20万のオメガの腕時計を買ってました(笑)
持株会のいいところは、
最初から給料から天引きされて、証券口座に入金されるため、
貯金が苦手な人でも毎月着実に資産形成ができます
所謂、ほったらかし投資というやつで、
気が付いたら結構積み上がっていることが多いです(*´ω`*)
持株会を利用するメリット ③:ドルコスト平均法で堅実な運用ができる
持株会は、毎月積み立てる金額を決めているので、
ドルコスト平均法による堅実な積み立てが可能です(*^^)v
ドルコスト平均法について簡単に説明すると、
毎月定額を積み立てる投資法です
例えば、毎月の積立金額を10,000円に設定していたとして、
株価が1,000円の時は、10株
株価が高騰して2,000円の時は、5株
株価が暴落して500円の時は、20株
と、言った感じで、
株価が高いときは少ない株数買い付けし、
株価が安いときは多くの株数を買い増しできるため、
平均的な買い付けが可能で、大損しにくい投資法です
株式投資の素人でも、
堅実に積み立てが可能ができます

もちろん前提条件はあるけど、
前述の奨励金10%とドルコスト平均法のおかげで、
1年スパンで含み損を抱えることはほぼないです
持株会を利用するメリット ④:従業員&株主になることで精神的に安定する
よく他のサイトで見る持株会のメリットで、
仕事を頑張ると株価が上がるので、
社員のモチベーションがアップする
って言うのを見かけますが、
実際に持株会やってるサラリーマンの意見としては、
そんな社員おるの(;・∀・)?
って感じです(笑)
よくへーきでこんなこと書くよね(;^ω^)(笑)
従業員が1万人を超えている大企業の場合、
社員一人の頑張りで株価が上がるなんてことはまずないです
(ちなみに下がることはあります(;^ω^))
持株会で仕事のモチベーションが上がるという理論は、
少なくとも私の中にはありません
私が思う持株会の精神的なメリットはむしろ、
従業員と株主のダブルスタンスを取ることで、
精神的に安定できるということです
例えは、決算や春闘の季節になると、
株主側は、

利益が出ているなら、株主に還元すべき
配当金を上げろ
利益が出ていないなら、従業員のボーナスを減らしてでも、
株主に還元すべき
と主張しますし、
労働組合側は、

会社は従業員の努力に報いるべき
株主ばかりに利益を還元するな!!
ベースアップ!ボーナス維持!!
と会社相手に主張します
要は会社が株主と従業員のどちらに利益をより還元するか、
ということになりますが、
ダルクは持株会を利用することで、
従業員であり株主でもあるので、
会社がどっちを優先しても利益を享受できます(/・ω・)/

不況でボーナスが減らされても、
株主配当が減らされなければ十分
最強のダブルスタンス(+_+)
従業員持株会を利用する4つのデメリット
さて、ここまでメリットについて述べましたが、
皆さんが心配するデメリットについても書いていきます(=゚ω゚)ノ
持株会を利用するデメリット ①:売るときに手間と時間がかかる
一番のネックは売りたいタイミングで売れないことです
なぜかというと、
持株を売る際は、インサイダー取引防止のため、
会社に対して煩雑な手続きを取る必要があります
ちなみにダルクの会社では、上司の印鑑まで要りますね(;^ω^)
会社としてはできるだけ多くの社員に株を持っていてほしいため、
とにかく売りにくい仕組みができていますね
持株会を利用するデメリット ②:株を売れないタイミングがある
デメリット①に関連しているのですが、
煩雑な手続きをしても売れないタイミングがあります
インサイダー取引に該当するような内部情報を持っている時や、
決算発表の前後などが該当しますが、
売りたいときに売れないというのは単純に”流動性”としてはデメリットです

噂では、
持株を売ると周りから白い目で見られる会社もあるそうです
洗脳されてるね(;・∀・)(笑)
持株会を利用するデメリット ③:勤務先への依存度が高くなる
見落としがちなリスクは勤務先の依存度が高くなるということです
例えば、勤務先の企業の業績が悪化し、
万が一リストラになった場合、
給料所得は失うし、業績悪化で株価も暴落しているしで、
踏んだり蹴ったりになる可能性がゼロではありません(;・∀・)
また、投資家目線としても、
持株会だけをやっていると、勤務先への集中投資になってしまい、
リスク分散という意味では脆弱なポートフォリオになりがちです

良くも悪くも会社と一蓮托生になりがちです(;・∀・)
持株会を利用するデメリット ④:株主優待はもらえない
これは本当にオマケ程度ですが、
持株会では株主優待がもらえません
もともとない会社が多いですけどね
従業員持株会のメリット・デメリット まとめ
従業員持株会のメリットとデメリットをまとめます
持株会のメリット
- 奨励金がある
- 給与天引きで着実な資産形成ができる
- ドルコスト平均法で堅実な運用ができる
- 従業員&株主になることで精神的に安定できる
持株会のデメリット
- 売るときに手間と時間がかかる
- 株を売れないタイミングがある
- 勤務先への依存度が高くなる
- 株主優待はもらえない
となります(/・ω・)/
結局、持株会はすべきかすべきでないか
さて、ここまで持株会のメリットとデメリットについて書いてきましたが、
ここまで読んで、どう感じましたか?
「よし、持株会を利用しよう(=゚ω゚)ノ」
と思った人もいれば、
「やっぱ持株会はやめておこう(;^ω^)」
って思った人もいるはずです
それは当然で、持株会を利用すべきかどうかは、
あなたが勤めている会社と、あなたの資産運用の方針によります
これらのメリットとデメリットを鑑みて判断しましょう
実録:持株会を5年続けた結果 ~自動車系エンジニアの運用状況~

最後にダルクの持株会の利用状況を紹介します
大変みっともないことになっていますが(笑)
まず、私は大手部品メーカに勤めているのですが、
2015年の入社以来、毎月30,000円の積み立てをしています
(ボーナスの時は3倍買い付け)
元々、株式の経験がなかったので持株会に全力ぶっぱでしたw
(ダルクが本格的に株式投資を始めたのは2019年10月)
自動車系エンジニアが2015年から持株会を続けた結果
総額、246万ほど積み立てて、
現在、-80万の含み損です(;・∀・)(笑)
まぁ、お察しの通り最大の原因はコロナショックです
かなりのイレギュラーなので仕方ないといえばそうですが、
株式である以上、大暴落で含み損を抱えるリスクはありますね
あと、業界人ならご存じと思いますが、
ダルクが入社した2015年は自動車系の株価が絶好調で、
どのメーカも歴代最高値付近にありました(;・∀・)
単純に始めた時期が最悪でした
今後も、自動車業界は不透明で厳しい局面が続きそうです(;^ω^)
今後の持株会の利用方針
さて、
現在、絶賛含み損を抱えた状態ですが今後の方針としては、
当面はナンピン買いのため、30,000円の投資を継続するつもりです
大体含み損が消えてきたら、
拠出金を減らしていき、その分を他の投資先に回していく予定です(/・ω・)/

無限ナンピン(ゆでガエル)になったら、
意味ないけどね(笑)
そこは臨機応変に対応しますが、
個人的に勤務先の未来についてはそれほど悲観してません(=゚ω゚)ノ
コメント