どうもダルクです
私事ですが、現在ポートフォリオの一角として、
プラチナへの投資を行っています
そこで今回はプラチナ投資の魅力と、
投資法について解説します
世間では、金(ゴールド)への投資が人気なようで、
コロナショック直後は金の価格が最高値を更新しました
金曜緩和の縮小影響やインフレへの懸念、
ロシアとウクライナの戦争への緊張もあり、
安全資産といわれる金が買われているようです
私もコモディティは全く興味なかったんですが、
これを機に趣味感覚で少額のコモディティ投資を、
始めてみようと思いました(*´▽`*)
そこで、
世間が金を買うなら、
私はあえてプラチナだ(/・ω・)/!!
というノリでプラチナ投資を始めてみることにしましたので、
投資対象としてのプラチナについて解説していきます
コモディティに全般については、コチラで詳しくまとめています
ぜひ合わせてご覧ください
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プラチナの特徴 金(ゴールド)との違い
まず、プラチナの特徴について、
解説していきます
プラチナの特徴①: 貴金属としてのプラチナ
プラチナは今から約270年ほど前に発見された、
金に比べて非常に新しい金属です
プラチナの埋蔵量は金と同程度しかなく、
非常に貴重な貴金属であり、
金と同じくプラチナそのものに通貨としての価値が認められています
いわば、万国共通の資産なのです
また、紙幣や株と違い、
企業の倒産やインフレなどによって、
価値がゼロとなることがありません
下のグラフは金とプラチナの採掘量と生産国を示しています
金が比較的世界中でとれるのに対し、
プラチナのほとんどは南アフリカでしか採れません
そのため、採掘量も金のわずか1/30となっており、
金と比べても非常に貴重な金属であると言えます
プラチナの特徴②: 工業用材としてのプラチナ
金は装飾品として使われる割合が大きいですが、
プラチナは装飾品だけでなく、工業用の材料としても使われます
これはプラチナが触媒として優れた物性を有しているためで、
特に車の排ガス用の触媒として多く使用されています
単なる貴金属としてではなく、
工業用材料としての需要も高い非常に優秀な金属です
あえて金ではなくプラチナに投資するメリット
さて、
ここまでプラチナの特徴について解説してきましたが、
では金とプラチナはどちらに投資する方がいいのか
気になる方のいるでしょう
私の所感を言うと、
安定資産として保有する場合は、金が無難
将来性を期待して投資するなら、プラチナが熱い
という感じです
私はみんな金投資しているので、
あえてプラチナにも投資したい(*´▽`*)(笑)
金との価値の乖離が大きく今は買い時と判断できる
あえて金ではなくプラチナを選ぶ理由は、
何も変わったことがしたいだけではありません
プラチナと金の20年チャートを見てみると、
現在、プラチナ絶好の買い時と判断できるからです
チャートの赤がプラチナ、青が金の価格推移を表しています
※ちなみに縦軸は1トロイオンス(31.1035g)あたりの米ドル価格
意外かもしれませんが、
2000年から2012までの市場価値を比較すると、
プラチナの方が金よりも高値で取引されていたのです
それが今や、
プラチナは金の約半分の値段まで下がっています
これは、様々な要因が考えられますが、
主には、
- 安全資産としての金が買われすぎている
- ディーゼル車の触媒としてのプラチナの需要が下がっている
など考えられますが、
かなり下がりすぎている印象です
将来的にプラチナの価格は、
金と同程度の水準まで上昇するとみています
プラチナの価格が今後上昇する理由
では私がプラチナが今は買い時で、
今後上昇すると思われる理由について解説します
希少貴金属としての価値は高まり続ける
この記事を読んでくださっている方の中には、
プラチナの価格が、
今後も下がり続ける可能性もあるんじゃないか?
と思われる方もいるかもしれません
もちろんそのリスクもゼロとは言えませんが、
歴史的に判断しても、上がる公算の方が高いです
チャートを見ても、
今ほどプラチナの価値が金の価値をアンダーパフォームしたことはありませんし、
プラチナの需要と共有量をみても、現在の水準は底値付近と見えます
そもそのコモディティというのは、
”モノそのもの”に価値があるので、
株式と違い、紙きれ(無価値)にならないのが最大のメリットです
プラチナの貴金属としての価値を見ても、
今より大きく価格が割れることは考えづらく、
将来的には希少性は増していくため、
価格の上昇は十分に考えられます
工業用材料としての需要が高まる可能性も大きい
プラチナの値段が下がっている原因の一つに、
自動車排気ガス用の触媒としての需要が、
低下したためと説明しました
しかし、プラチナは優れた材料特性を持っているため、
工業用として様々な用途があります
この辺はエンジニアの
ダルクの専門分野です(*´▽`*)
燃料電池や医療機器は有名ですが、
意外と知られていないのは工業用の温度計です
温度計単体でもそうですが、
設備に内蔵してある温度検知用のセンサーなんかにも応用されており、
非常に幅広いニーズがあるのが特徴です
今後も世界経済の成長と共に、
需要は拡大していく見込みが大きいと思います
プラチナへの投資法
さて、ここまでプラチナ投資の魅力について述べましたが、
具体的にプラチナに投資する方法について紹介します
大きく分けて以下の3つの投資法があります
- 現物買い付け
- 純金積み立て
- 投資信託(ETF)
プラチナの投資法①:現物買い付け メリット・デメリット
これぞコモディティ投資といった感じで、
プラチナそのものを購入して手元に保管する買い付け方です
おもに、プラチナは金と同様に、
地金やコインで保有されます
写真は500gのプラチナ地金です(+_+)
いわゆるインゴットみたいなやつですね
いやー、美しいし普通に欲しいですね(+_+)
なんか、持っているだけで財宝を手に入れた感じがしそうです
コチラがコインです
コインにはサイズや種類があるので、
予算や好みのよって選びましょう(/・ω・)/
代表的な取り扱い店は、
田中貴金属になります
メリット・デメリットをまとめます
コモディティ投資の醍醐味を味わったり、
趣味感覚で投資するなら、
現物買い付けが一番楽しいと思います
プラチナの投資法②:純金積み立て メリット・デメリット
純金積み立ては、
小額からプラチナを購入していく投資法で、
大体1000円くらいから始めることができます
純金積み立ては比較的オーソドックスな投資法で、
SBI証券、楽天証券、田中貴金属等で取り扱っています
取り扱う機関によってそれぞれで特徴が違うので、
注意が必要です
例えばSBI証券だと、
ある程度積み立てた時点で現物と交換できますが、
楽天証券だとできません
現物転換しない場合はあまり差が付きませんが、
現物転換したい場合は対応した機関を選びましょう
プラチナの投資法③:投資信託(ETF) メリット・デメリット
最後は投資信託で購入する投資法です
おそらく一番簡単で初心者向けの投資法でしょう
ただ、残念ながらプラチナは金と違い、
GLDのような日本から投資可能な便利な米国ETFがないため、
日本の投資信託を利用することになります
有名なのは「金の果実」でもおなじみのシリーズ、
純プラチナ上場信託 (プラチナの果実) (1541)
になろうかと思います
こちらは現物転換が可能な投資信託なので、
いざというときは現物にすることもできます
ただこの投資信託から現物転換すると、
めっちゃ手数料取られます(;・∀・)
結構上がってくれんないと元本割れするんので、
現物持ちたい人は最初から選択肢に入れなくていいかも
地味に信託報酬の0.5%もつらい(;・∀・)
投資スタイル別 おススメ投資法
いろんな投資法を紹介しましたが、
投資スタイル別のお勧め投資法について結論述べます
現物買い付けをおすすめする人
- プラチナの現物を持ちたい人
- まとまった金額を一度に投資できる人
純金積み立てがおすすめな人
- ある程度の額をタイミング投資したい人
- 長期で運用したい人
- 現物に転換することも検討したい人
投資信託がおすすめな人
- 小額でコツコツ積み立てたい人
- 資産管理を簡単にしたい人
となります(=゚ω゚)ノ
ちなみに私はプラチナETFで運用しています
まとめ:プラチナ(白金)の資産としての特徴と、おすすめ投資法 ~プラチナの将来性と金との比較~
さいごにまとめます
プラチナは金と同じく価値が無くならない貴金属
歴史的にみて、今はプラチナの買い時と言える
プラチナの買い付け方は、
- 物買い付け
- 純金積み立て
- 投資信託
があり、スタイルによっておススメ投資法を選ぶとよい
以上です
ポートフォリオの数パーセント程度の少額で、
新しい投資を趣味で始めるのはめっちゃ楽しい(*´▽`*)
ではまた(=゚ω゚)ノ
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