どうも、ダルクです(/・ω・)/
福岡県の宗像市にある宗像大社に行ってきたので、
紹介します
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宗像大社とは
宗像大社は福岡県の宗像市にある神社で、
日本最古の神社の一つです
日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、
および宗像三女神を祀る神社の総本社で、
旧社格は官幣大社と非常に高いです
九州本土、大島、沖ノ島にそれぞれ、
沖津宮、中津宮、辺津宮という三つの宮を有しており、
この三宮を総称して、宗像大社といいます
諏訪大社
伊勢神宮
三宮の大体の位置関係がコチラです
辺津宮は簡単にアクセスできますので、
大体の参拝客は辺津宮でお参りします
後ほど紹介しますが、
辺津宮には中津宮と沖津宮に参拝したことになる、
参拝スポットがあるのでそちらでまとめて参拝できます
中津宮の大島はフェリーで40分くらいで行けます
少し参拝のハードルが上がりますが、
大島はとても美しいので是非参拝してほしいです
沖津宮のある沖ノ島は、
ユネスコの世界遺産に登録されているので、
現在は一般人の参拝は出来ません
大島の北端に海に向かって沖ノ島を臨み、
沖津宮を遥拝できるよう拝所があるのでそちらで参拝できます
今回私は辺津宮と大島の中津宮、
大島の沖ノ島遥拝所へ行ってきました
宗像大社の御祭神
宗像大社の御祭神は宗像三女伸といわれる神様で、
- 田心姫神
- 湍津姫神
- 市杵島姫神
です
厳島神社とか江島神社と一緒ですね
江島神社
交通安全のご利益があるとして有名です
宗像大社 辺津宮 おすすめ見どころを紹介
では実際に参拝してきたので、
宗像大社のおすすめ見どころを紹介します
宗像大社は沖津宮、中津宮、辺津宮という、
三つの宮があるのでそれぞれ紹介します
まずは最も参拝者が多くアクセスの良い、
辺津宮からです
辺津宮は宗像大社の中で一番境内の面積が広く、
摂末社や神宝館当博物館、
売店など施設も充実しています
宗像大社 辺津宮 社殿
戦国武将の小早川隆景が建立した、
切妻屋根の拝殿は重要文化財に指定されています
拝殿から伸びた先には、
大きくて豪華な本殿があります
軒が伸びていて若干住吉造に似ているかもしれません
三つのお宮のなかで、
辺津宮が一番社殿も大きいです
第二宮・第三宮
二宮には田心姫神、第三宮には湍津姫神が祀られています
辺津宮は総社の役割もあるので、
第二宮・第三宮に参拝すれば、
中津宮・沖津宮に参拝したことになります
時間がない人でも、
辺津宮だけで三宮お参りしたことにできます
第二宮・第三宮の社殿は、
伊勢神宮の古い社殿を流用しているらしく、
実にシンプルな神明造です
ぱっとみたとき、
伊勢神宮の別宮そっくりだと思いましたが、
本当に社殿を譲り受けているそうです
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やはり神明造は、
シンプルで直線的なのに、
なんとも言えない神秘的な感じがしますね
高宮祭場
沖ノ島に並ぶ宗像大社で最上位級の聖域です
神社に社殿が建立される以前の祭祀形態である、
神籬の祭場です
岩や樹などの自然物をはじめとした万物に神々が宿るという、
神道の根源である自然崇拝今に伝える、
全国でも稀な古代祭場です
伝承では祭神である宗像三女伸が、
最初に降り立った地とも伝わっています
何か特別に建造物があるわけではないのですが、
石や木で神域の空間を表現しているようでした
神社や日本の古来の建造物は、
明確な仕切りを用いず、空間を表現する技法に長けています
鳥居がいい例ですね
宗像大社 辺津宮 摂社・末社
辺津宮には私がこれまで参拝した神社の中でも、
最も摂社・末社の多い神社です
摂社・末社とは大きな神社の境内・外にある、
小さな社のことで、
辺津宮の場合は本殿を囲うように、
無数の摂社・末社があります
二十二の社殿に百二十一の末社が合祀されているようです
摂社・末社に参拝しているだけで、
相当時間がかかります(;^ω^)
知ってる名前の神社だけにしてもいいかもしれません
神宝館
宗像大社に来たら、
ぜひ併設されている神宝館に行くことを勧めます
世界遺産になっている沖ノ島は、
高宮祭場と同じ古くから磐座をご神体とした、
自然崇拝の祭場跡が無数にあります
禁足地であったこともあり、
古来より祭祀に使われた祭具がそのまま残っており、
神宝館は沖ノ島から持ち帰った貴重な祭具を納めています
そういった事象もあり、
展示物の約9割くらいが国宝という、
類を見ない博物館となっています
道教や翡翠の祭具がたくさんありました
神社併設の博物館としては、
ピカイチの博物館です
神門
辺津宮の神門です
両脇には大きめの狛犬がいます
鳥居と神門の間には大きな池もあり、
鯉も泳いでいます
スケールの大きな境内です
むなかた茶愉
むなかた茶愉はカフェもついてる休憩所です
オリジナルメニューの「姫餅」です
船に見立てた容器に、
餅が5個入っています
海苔風味の変わった餡でした
宗像大社 中津宮 おすすめ見どころを紹介
次に大島にある中津宮を紹介します
一般人が直接参拝できるのは中津宮までですので、
ぜひ中津宮まで参拝してほしいです
神奏港からフェリーで数十分で大島に着きます
鳥居をくぐると、
小さな池と神橋を渡ります
奥の階段を上がり神門をくぐると社殿があります
宗像大社 中津宮 社殿
中津宮の社殿です
全体的に辺津宮の社殿と同じ構造です
本殿の2つの鰹木が特徴的ですね
鰹木は屋根を押さえてるやつです
通常は丸太を一本横に被せているだけなのに、
中津宮の鰹木は三本束ねて被せてますね
しかも左は断面が四角で、右は丸です
理由はわかりませんが、
珍しいので必見です
天ノ真名井
天ノ真名井は中津宮本殿横から、
社務所の脇を通って天の川へ降りて行った先にあります
御心水が汲み取れ、飲むこともできます
(一応煮沸するのがいいと思います)
脇を流れる川は「天の川」といい、
宗像大社に七夕のルーツがあるとい説もあります
宗像大社 中津宮 摂社・末社
中津宇宮の摂末社は、
境内の本殿の周囲と本殿に上がる階段の麓の麓、
一の鳥居の左右に主に鎮座しています
代表的なのをいくつか紹介します
本殿右手奥にある、
- 祓方神社
- 國玉神社
- 岡堺神社
です
それぞれの神社でめちゃくちゃたくさんの神様を合祀しています
階段の麓の左手にある織女神社です
鳥居が特徴的です
崖の上の社には鎖を掴んで登らないといけません
織女神社から参道を挟んで向かい合う位置には、
牽牛神社をはじめたくさんの摂末社があります
牽牛神社がイザナギ、織女神社イザナミを祀っており、
この二社が天の川を挟んで鎮座しているので、
七夕の織姫矛星の元ネタとされています
宗像大社 沖津宮 おすすめ見どころを紹介
最後は沖津宮です
前述しましたが沖津宮は中津宮のある大島のさらに先、
沖ノ島に鎮座しています
世界遺産になっている沖ノ島は一般の立ち入りが禁止されており、
神職以外は渡島できないようになっています
なので沖津宮には直接参拝することはできませんが、
辺津宮の第三宮、大島の沖津宮遥拝所で参拝できます
沖津宮遥拝所
大島にある沖津宮遥拝所です
海と空、
石の鳥居と銅板葺き破風付きの社殿が、
最高に映えます(*´▽`*)
天気がいい日は海の向こうに沖ノ島が見えるらしいです
普通に景観がいいので、
しばし時間を忘れて風に当たっていました(+_+)
沖津宮遥拝所は大島の北側にあり、
中津宮からだと30分ほど歩けばアクセスできます
少し遠いですが、
大島まで来たのならぜひ立ち寄ってほしいです
宗像大社の御朱印
宗像大社の御朱印はコチラ
右から辺津宮(宗像大社)、中津宮、沖津宮です
私は○○神社という正宮の御朱印しか基本集めませんが、
中津宮と沖津宮は正宮なので、
今回はいただきました
宗像大社の御朱印は辺津宮、
中津宮と沖津宮の御朱印は大島の中津宮でしかもらえません
中津宮の御朱印には「七夕伝説発祥の地」という印があります
沖津宮の御朱印は「沖津宮遥拝所」の印になっていますね
ではまた(/・ω・)/
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