どうもダルクです(/・ω・)/
今回は、家族や友人に投資を勧めることの、
是非について考えていきます
「妻に投資をするよう勧めたが失敗した、あのわからず屋！！」
とか、
「職場の同僚みんな投資はじめなくて草、情弱すぎて哀れ」
みたいな書き込みをよく見かけます
みなさん、他人の資産運用にご立腹で、
自分の言うことを聞かないことにさらにご立腹のようです
もう正直この話題お腹いっぱいなので、
- なぜ相手は勧められても投資を始めないのか
- なぜあなたは腹が立つのか
ということに触れ、
この手の話題でご立腹の投資家の方に向けて、
私の個人的なスタンスを書いておきます
結論：家族や友人の資産を運用しようとするな
先に私の結論を言います
家族や友人の資産を、あなたが運用しようとすべきでない
これにつきます
その前提で、
投資をしない人をリテラシーが低いと馬鹿にしたり、
自分が(親切心で)救おうなどと思い上がらない
ことが大事だと思います
先に言っときますが、
アドバイスするなという意味ではないですよ
はじめに：他人が投資しないことに腹を立てることについて
まず、よくSNS界隈では、
投資をしている自分はリテラシーが高く、
投資をしていない人をリテラシーが低いと、
見下す発言をする人が数多く存在します
直接このような発言はせずとも、
会社の同僚に投資勧めてるのに、
言うこと聞かない！！
素質のないやつに何言っても一緒だな！！
イライラする！！
とか、
妻に投資の勉強をするように説得してるのに、
理解してもらえない！！
私は悪くないですよね！？
みたいな発言が散見されますが、
この発言の根底には上記のような、
自身に対する奢りがあります
実際ダルクの周りにもこういう人は実在しました
縁を切りましたが(;・∀・)
投資を勧めても相手が行動しない理由
そもそも他人に投資を勧めて、
相手が行動しないことに腹を立てている人は、
なぜあなたの説得にもかかわらず、
相手は行動してくれないのか考えたことがありますか？
それは相手のリテラシーが低いからだ！！
…違うと思うよ
理由はもっとシンプルで、
- あなたの説明の仕方が悪い
- あなたの信用が元から無い
- あなたと相手の価値観が異なる
からだと思います
2/3は自分のせいで、
1/3はもはやコントロール不可の領域です
相手に腹を立てるのがお門違い
なんですよね
あなたの説明の仕方が悪い
相手は行動するのに十分な理由と、理解があれば、
自ら行動します
人から勧められたとなればなおさらです
説得したにも関わらず、相手が行動しないのは、
単純にあなたの説明を理解できていないからか、
納得していない可能性があります
単純にあなたの説明が悪い
あなたの信用が元から無い
他には、単純にあなたが信用されていない可能性があります
例えば、普段から信頼していて、
一目置かれている人間から話を持ち掛けられたら、
私はとりあえず調べるくらいの行動はします
身近なところでは、
仲のいい友人が勧める趣味は、
とりあえず一回かじってみて、感想を言うようにしています
これは相手に対する敬意あるからです
逆に得体のしれないセールスマンから、
どんな耳よりの話を聞いても、絶対に信用しないでしょう
時間の無駄だと切り捨てます
投資の話題もその例に漏れないと思うんですよね
要は相手にとって、
あなたはその程度の信用しかないということです
あなたと相手の価値観が異なる
まず冷静になってほしいんですが、
他人の預金の使い方に口を出すこと自体、
一般社会では相当失礼ということを自覚を持った方がいい
と思います
株クラ界隈にいると感覚マヒしますが、
これってかなり異常なことです
SNSで不特定多数に向けて発信するのとは、
ワケが違うのです
リアル世界でお金の話で説教してくる人なんて、
普通に考えたら恐ろしく胡散臭いでしょう
自分のお金ならともかく、
他人のお金をコントロールしようとすること自体、
おこがましいと思います
世の中には、投資に興味がない人や、
投資のリスクを全く取れない価値観の人もいます
別にいいじゃないですか、
そういう人が存在しても
投資しない人は、あなたより本当にリテラシーが低い人でしょうか？
あなたに勧められるがままに、投資始めたらリテラシー高いんでしょうか？
インデクス投資家が時に高配当投資家をdisることがありますが、
他人の資産運用や価値観にマウントとった時点で、
それは「give」ではなく”エゴ”にすぎません
投資マウントは自己肯定感の低さの裏返し
ではなぜ投資家の中には、
投資をしない人を見下す人が多いのでしょうか
ぶっちゃけると、
- 投資系インフルエンサーの影響
- 自己肯定感の低さ
が要因と思います
投資系インフルエンサーの影響
原因の一つは、
投資系インフルエンサーの影響があると思います
あたりまえですが、
投資系インフルエンサーは多くの人間を「行動」させなければなりません
影響力があるがゆえのインフルエンサーなので当然です
それゆえ彼らは、時に強い言葉で大衆を煽ったり、
自分の影響を受けた人に”自己肯定感”を与える必要がります
故に、
投資をしない人を情弱のバカだと言ってみたり、
投資した人は日本人の上位20％に入ると大げさに触れ回ります
これはインフルエンサーとしての技術なので、
ある程度はしかたありません
問題は、
受け取る側が情弱だと、
変な勘違いをしたり、奢りが生まれたりしてしまうわけです
自己肯定感の低さ
もう一つの要因として、
自己肯定感の低さが考えられます
基本的に他人のマウントを取る人は、
自己肯定感の低さから他人を見下すことで優位に立とうとします
さらにそれが拗らせると、
インフルエンサーの真似事を始めてしまうのです
投資してないリテラシー低い人可哀そうｗ
僕が投資を教えて幸せにしてあげようｗ
僕って「give」の精神にあふれてるなぁ
これは所謂、メサイアコンプレクスというやつで、
他人を救う救世主になることで自己肯定感を得ようとする、
精神障害の一種です
はっきり言えば、
メサイアコンプレクスは他人のためという建前で、
自己肯定感と優越感のために行動しているのです
なので、相手をコントロールできないと、
私が親切に教えてやってるになんで言うこと聞かないの！？
リテラシーが低すぎて腹立つ！！
などと、
腹を立てる羽目になります
これが「give」に見せかけた”エゴ”であり、
インフルエンサーとエセインフルエンサーの差です
インフルエンサーとは不特定多数に一方的に発信するので、
行動するかは完全に相手次第で、なんの弊害もありませんが、
個人対個人の知り合い同士でやるからこじれるのです
人の幸せなんて人それぞれです
あえて強う言葉で諫めれば、
身の程を弁えましょう
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まとめ：投資家よ寛大で謙虚たれ
最後にまとめます
投資を勧めても、
家族や友人が行動しないことに腹を立てている人は、
家族や友人の資産を、あなたが運用しようとしないこと
まずは、
投資をしない人をリテラシーが低いと馬鹿にしたり、
自分が(親切心で)救おうなどと思い上がっていないか
よく見つめなおしてほしい
相手があなたの言うことを聞かないのは
- あなたの説明の仕方が悪い
- あなたの信用が元から無い
- あなたと相手の価値観が異なる
からで、相手が悪いわけじゃない
インフルエンサーに感化され、
メサイアコンプレクスのように振舞っても
それは「give」ではなく“エゴ”にすぎない
投資家よ、寛大で謙虚たれ
今回は言葉足らずで誤解を与えるかもしれませんが、
率直な私の意見として書きました
ではまた(/・ω・)/
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