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債券とは ~9割は間違えている債券のしくみを解説~

債券のしくみ 投資
ダルク
ダルク

どうもダルクです(/・ω・)/
今回は債券しくみと債券価格について、
基本的な用語を含めて解説します

株式とは違う特性があるので、
意外とわからない人多いと思います

この記事でわかること
・債権のしくみ
・債券についての基本的な用語と意味

債券とは

まず債券とは何かについて解説します

債券とは、
資金の借り入れのために、投資家に発行する借用証書

です

すこし言い方を変えれば、
お金を貸したことの証明書ですね

これが、後から資金を回収する際の、
約束手形の役割を果たします

債券発行体
債券発行体

資金が必要だから、
1000円貸してくれ

ダルク(投資家)
ダルク(投資家)

いいけど…
借りたこと忘れないでね

債券発行体
債券発行体

わかってる
返す金額返済期限を書いた
証明書を渡しとくわ

ダルク(投資家)
ダルク(投資家)

利子もつけてくれる?

債券発行体
債券発行体

わかった
証明書に利子も明記しておくよ

これが債券発行の流れですね

この債券発行時の、
返す金額を額面金額
返済期限を償還期限
利回りを表面利率といいます

詳しく解説します

額面金額(償還価格)

債券価格は実は複雑です

債券の発行から償還までの間に、
債券価格はいくつかのフェーズに分けれます

大きく分けて、

  • 発行価格
  • 購入価格
  • 償還価格

になります

額面金額とは、

額面金額 ・・・満期に償還される金額(償還価格)

となります

あれ、発行した時の価格が、
償還されるんじゃないの?

と思う方がいるかもしれませんが、
厳密には

額面金額=償還価格

であって、

発行価格 ≠ 償還価格
購入価格 ≠ 償還価格

となります

よく、
債券は投資元本が保証されている

と言われますが、誤りです

保証されているのは債券発行時に決めた、
額面金額(償還価格)なので、
発行価格がそれより高く設定された場合や、
発行後に市場で高値で掴んだ購入価格は、
償還時に保証されません

ダルク
ダルク

多分ですが、
投資家の8割は誤解していそうです

逆にいうと購入価格がいくらであれ、
償還時の償還価格は額面金額で固定です

これが、
債券の金利と債券価格が連動する原因になっています

そちらについては、
下記記事で詳しく解説しています

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発行価格 

発行価格は債券発行時の価格です

何度も言いますが、
発行価格と額面金額は常には一致しません

発行金額は、
その時の金利などにより変動します(投資家の需給による)

ちなみに、
発行価格と額面価格が一致する場合もあり、
その場合はパー発行と言われます

ダルク
ダルク

基本的にはパー発行が多いですね

発行価格と額面価格によって、
発行の呼び名は以下のように変わります

・パー発行 …発行価格=額面金額
・オーバーパー発行 …発行価格>額面金額
・アンダーパー発行 …発行価格<額面金額

ちなみに発行後は、
債券の価格は市場で変動するため、
購入価格は時価になります

表面利率

データーチャート


表面利率はクーポンレートとも呼ばます

債券発行時に取り決める、
債券の額面金額に対する年利の利子

のことです

例外もありますが、
発行時に設定される固定金利のため、
満期まで変更されません

償還期限

償還期限は、
債券のいわゆる満期のことです

自動的に債券は償還され、
額面金額が償還価格として支払われます

この際、
購入価格と額面金額との差額が利益と損失になります

償還期限は数年のものから、
20年を超える長期債券もあります

一般的には、
償還期限が長いほど利率は高くなります

それぞれ債券価格と償還期限の関係まとめ

最後に以上を踏まえ、
それぞれの債券価格と償還期限の関係を図示します

債券価格と償還期限の関係

どうでしょう
少しは理解しやすいでしょうか

債券は少し仕組みが複雑なので、
正しく理解するためにも整理しておきたいですね(*´▽`*)

ではまた(/・ω・)/

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