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松尾大社 ~造酒の神を祀る京都の二十二社~

松尾大社 寺社仏閣・御朱印巡り
ダルク
ダルク

どうも、ダルクです(/・ω・)/
結構時間が経ってしまいましたが京都の松尾大社に参拝してきたので、
紹介します

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松尾大社とは

松尾大社

松尾大社は京都の嵐山いほど近い松尾山の麓に鎮座している神社です

式内社(名神大社)で、二十二社(上七社)の一社という由緒ある社格の高い神社です

平安時代以降は、賀茂社と並んで王城鎮護の社として熱い崇敬を集めており、現在は酒造の神としても名高い神社です

ダルク
ダルク

すぐ近くになる梅宮大社も同じ二十二社で、
同じく造酒の神を祀っています

梅宮大社

賀茂別雷神社(上賀茂神社)

同社の創建は第42代文武天皇の大宝元年(701)ですが、太古より、この地方一体に住み着いていた住民が、松尾山の霊山を山頂近くにある磐座に守護神としてお祀りしたのが始まりだとされています

5~6世紀になって、渡来氏族である秦氏の集団がこの地に住むようになると、秦氏は松尾山の神を氏神として仰ぎ、この地の開拓を進めていったとされています

秦氏は絹織物や造酒の技術を伝えたため、室町時代以降、松尾大社は「日本第一位の酒造神」として仰がれるようになっていったとされます

二十二社

松尾大社は二十二社の上七社の一社です

二十二社とは、
律令制が崩壊していく中で朝廷が直接管理を続けていた、ごく限られた神社のことです

二十二社の一覧がコチラ↓

上七社

中七社

下八社

大和神社

賀茂御祖神社

八坂神社

松尾大社の御祭神

松尾大社

松尾大社の御祭神は、

  • 大山咋神おおやまくいのかみ
  • 中津島姫命なかつしまひめのみこと

大山咋神は近江の日枝山にも鎮座する神で日吉大社のご祭神でもあります

中津島姫命は別名、市杵島姫命で宗像三女神の一柱です

これも、渡来氏族の秦氏が、朝鮮半島との交流をする際に航海安全の神を勧請したためと言われていま

日吉大社

宗像大社

松尾大社のアクセス

松尾大社アクセス

京都駅から松尾大社へはバスで大体30~60分程度で向かえます

上の青いルートで行くと道中に梅宮大社に寄ることもできます

松尾大社のおすすめ見どころ紹介

松尾大社社殿,拝殿,鳥居

では実際に参拝してきたので、松尾大社のおすすめ見どころを紹介します

松尾大社の境内は京都の神社の中でもかなり広い方なので、いろいろと見ごたえがあります

松尾大社 大鳥居 赤鳥居

松尾大社社殿,拝殿,鳥居

道路を跨ぐ巨大な朱色の鳥居です

酒造の神様を祀っているだけあって、酒瓶のオブジェが二つ添えてあるのが特徴的です

こちらは、そこからさらに奥に進んだところにある赤鳥居です

松尾大社社殿,拝殿,鳥居

よく見ると貫のところに何かぶら下がっています

松尾大社社殿,拝殿,鳥居

これは「脇勧請」と呼ばれており、榊の小枝を束ねたもので、鳥居の原始形式を示しているそうです

ダルク
ダルク

榊の小枝をつるして月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗を伝えているそうです

楼門

松尾大社社殿,拝殿,楼門

松尾大社の楼門です

高さ11mくらいで、檜皮葺のシックな雰囲気の楼門です

拝殿

松尾大社社殿,拝殿,本殿

境内中央にある入母屋造で檜皮葺の拝殿です

拝殿と言ってもここで参拝をするわけではなく、お祈りはその奥に見える中門で行います

イメージとしては拝殿というより舞殿に見えますね

松尾大社社殿,拝殿,本殿

手前に拝殿、その奥にあるのが中門、一番奥に屋根だけ見えるのが本殿です

松尾大社 中門 本殿

松尾大社社殿,拝殿,本殿

松尾大社の中門です

一般的にはこちらのほうが拝殿のように扱われており、お賽銭箱も鈴もこっちにあります

松尾大社社殿,拝殿,本殿

本殿はあまり見えませんが、前後に同じ長さで屋根が流れており、「両流造」とも「松尾造」とも称される独特のものです

部材のほとんどは大改修を行った天文11年(1542年)のものであるため、非常に歴史が古い建造物になります

霊亀の滝

松尾大社,霊亀の滝

本殿の裏にある霊亀の滝です

どうやら雨の日が少ないと滝ができないらしいです

松尾山の渓流の一つが御手洗川となっており、そこにかかっている滝が霊亀の滝と呼ばれるようになったそうです

亀の井

松尾大社,亀の井

社殿の背後にある霊泉「亀の井」です

酒造家はこの水を酒の元水として使うため、持ち帰る風習があるそうです

亀の像の口から出てるのが可愛いですね(・∀・)

幸運の撫で亀 幸運の双鯉

松尾大社,幸運の撫で亀

撫でると霊威にあやかってご利益が受けられるという亀の像です

松尾大社には数多くの亀の像がありますが、これは松尾大社の神使が亀と鯉だからです

松尾大社,幸運の双鯉

こちらは鯉バージョンです

ダルク
ダルク

紳士は伏見稲荷大社の狐、三峯神社の狼、
日吉大社の猿、出雲大社の兎など、いろいろいますね

重軽の石

松尾大社,主軽る石,おもかる石

たまーに神社で見かける「おもかる石」です

おもかる石は、先ず意思を持ち上げて、願いを込めてもう一度持ち上げるたとき、最初よりも軽く感じたときは願いが叶うとされています

ダルク
ダルク

住吉大社伏見稲荷大社にもありますね

住吉大社

相生の松

松尾大社,相生の松

夫婦和合の相生の松です

相生の松とは雌株・雄株の2本の松が寄り添って生え、
1つ根から立ち上がるように見える松のことです

恋愛成就のご利益があるそうです

お酒の資料館

松尾大社お酒の資料館

酒ができるまでの行程をわかりやすく解説し、古くから伝わる酒造道具など、お酒に関する展示がしてあります

松風苑三庭

松尾大社,松風苑三庭

松尾大社には松風苑三庭という庭が3つあります

現代庭園学の泰斗・重森三玲氏が長年にわたる庭園研究の奥義を結集し、造られた庭園だそうです

それぞれ、鎌倉時代、平安時代、古代をイメージしているそうです

蓬莱の庭

松尾大社,蓬莱の庭,松風苑三庭

蓬莱とは不老不死の仙界の意味で、その世界に憧れる蓬莱思想は鎌倉時代に流行したそされます

蓬莱の庭はその鎌倉時代に代表される回遊式庭園を取り入れたもので、山大河羽を広げた鶴の形をしています

曲水の庭

松尾大社,曲水の庭,松風苑三庭

平安時代風に清流が流れる様を模した庭園です

所謂、日本庭園のような風情があります

上古の庭

松尾大社,上古の庭,松風苑三庭

上古風に磐座を模した庭園です

上古というのは古代のことで、原初の神道は社殿を建てず巨石などを神霊の宿る依り代として崇めていました

磐座というのは依り代となる石の総称です

松尾大社でも原初は松尾山の磐座で祭祀が行われていたそうです

松尾大社の摂社・末社

松尾大社,摂社,末社

松尾大社の摂社・末社を紹介します

摂社・末社とは大きな神社の境内に鎮座してある小さな社のことです

神社の主祭神に所縁のある神様を祀っていたり、
古くは近くにあった神社を合祀して遷座したものなど様々あります

滝御前社

松尾大社,三宮社,滝御前社

霊亀の滝の手前にある滝御前社です

水神であり、万物生成発育を司る神を祀っています

衣手社 一挙社 金刀比羅社

松尾大社,金刀比羅神社,一挙社

御祭神はそれぞれ、

  • 衣手社 ………羽山戸神
  • 一挙社 ………一挙神
  • 金刀比羅社 ………大物主神

となります

羽山戸神は濃耕及び諸産業の守護神です

一挙神は諸説ありますが、素戔嗚尊とされていて、この神に祈れば古来困難にあっても一挙に解決することからこの名が伝わったとされています

祖霊社

松尾大社,三宮社,祖霊社

 松尾大社ゆかりの功績者を祀る祖霊です

三宮社 四大神社

松尾大社,三宮社,四大神社

三宮社は山城地方開拓の功労神であり、農業殖産の守護神である玉依姫命を祀っています

四大神社の祭神は、春若年神、夏高津日神、秋比売神、冬年神です

名前に春夏秋冬が入っている通り、四季折々の神々で年中平安を護っている神様です

松尾大社の御朱印

松尾大社の御朱印がこちら↓

松尾大社の御朱印

神使の亀の印が可愛いですね(*´▽`*)

ダルク
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