![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
どうも、ダルクです(/・ω・)/
年末に九州の六神宮巡りをしてきたので、
紹介します
九州は日本神話始まりの地ということで、
全国に24社しかない「神宮号」の神社が、
6社もあります
順に、
という神社です
今回で九州六神宮巡りも最後です
福岡にある唯一の神宮、
英彦山神宮を紹介します
英彦山神宮とは
![](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-11-768x1024.jpg)
英彦山神宮は、福岡県田川郡添田町の英彦山にある神社で、
福岡で唯一「神宮号」を授かっています
神仏習合の影響が強く、
通称「英彦山権現」とも呼ばれます
英彦山は北岳・中岳・南岳の3峰で構成され、
中央の中岳の山頂から山腹にかけて上津宮・中津宮・下津宮があり、
その下に奉幣殿がある。また英彦山全域に摂末社が点在します
神宮とは
神宮とは8万社ある神社の中でも最も社格が高く、
たった全国で24社しかない神社です
神宮は皇室ゆかりの神社のかなでも、
格別に由緒があり規模も大きい神社にのみ使われる社号です
有名な神宮では、
日本で最も尊い神社である伊勢神宮や、
最も初詣が多い神社の明治神宮などがあります
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当ブログでは、
多くの神宮の記事を書いています
よろしければ合わせてご覧ください
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英彦山神宮の御祭神とご利益
![](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-11.png)
英彦山神宮の御祭神は、
天忍穗耳尊
アマテラスの子で、二ニギの父ですね
稲穂の神、農業神として信仰されていることから、
豊作や農業繁盛、金運のご利益があるとされています
英彦山神宮のおすすめ見どころ紹介
では実際に参拝してきたので、
英彦山神宮のおすすめ見どころを紹介します
前述しましたが、
英彦山は北岳・中岳・南岳の3峰で構成され、
中央の中岳の山頂から山腹にかけて上津宮・中津宮・下津宮があり、
その下に奉幣殿がある。また英彦山全域に摂末社が点在します
今回は時間の関係上、
奉幣殿と下津宮までしか行けませんでした(;・∀・)
というか、
残雪も残っており山道も険しいため、
中津宮と上津宮は断念しました
![英彦山神宮の参道](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-768x1024.jpg)
中津宮へと続く参道です
流石に運動靴で短時間で登るのは危険と判断しました
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
流石は霊山
三峯神社の奥宮まで登拝した私でも、
二の足踏む険しさでした(笑)
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英彦山神宮の見どころは霊山の参道
英彦山神宮は修験道の聖地とされていただけあり、
その参道は深い山の中にあります
とりわけたくさん豪華な社殿があるわけではありませんが、
境内そのものが神聖な雰囲気を醸し出しており、
参道こそが最大の魅力といってもいいと思います
![英彦山神宮の参道](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-1-1024x768.jpg)
人の気配のない英彦山麓の参道です
もうこの時点で雰囲気最高です(/・ω・)/
![英彦山神宮の参道](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-2-768x1024.jpg)
奉幣殿へと続く石階段です
周囲の景色を見ながら、
ゆっくりと登っていきまました
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
ちなみに奉幣殿までは、
スロープカーもあるので、
足が不自由な方は利用しても良いでしょう
まぁ、奉幣殿までは普通に登れると思いますが
英彦山神宮 奉幣殿
![英彦山神宮,奉幣殿](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-3-768x1024.jpg)
奉幣殿は英彦山神宮で最も大きな社殿です
一般に英彦山神宮で参拝といえば、
奉幣殿での参拝を指します
社殿は大きく反った屋根と大きな鈴が特徴的です
もともとは神社ではなく寺院だったため、
桃山建築様式の独特な構造をしている珍しい社殿です
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
私が訪れたときは、
ほのかに屋根に残雪がありました
![英彦山神宮,奉幣殿](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-4-768x1024.jpg)
しめ縄と鈴が特徴的ですね
銅の鳥居
![銅の鳥居](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-5-768x1024.jpg)
英彦山神宮の入口にある銅の鳥居です
ちなみに銅の鳥居と書いて、
(かねのとりい)と読みます
英彦山神宮の最寄りバス停名にもなっていますが、
英彦山神宮はアクセスが最悪なので、
銅の鳥居にたどり着いた時点ですでに達成感がありました(笑)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
なんか青銅の鳥居と、
自然豊かな境内は雰囲気が出る組み合わせですね
諏訪大社と同じです
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天ノ水分神(龍神)
![天ノ水分神(龍神)](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-6-1024x768.jpg)
由来は修行者が入峰時に水筒に入れ、
保険飲用兼お守りとして用いたことだとされています
不老不死の御神水としていただく参拝者も多く、
水源は岩の間より流れる圓通の滝から来ているそうです
英彦山神宮 下津宮(下宮)
![英彦山神宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-7-768x1024.jpg)
↑の奉幣殿の脇にある鳥居をくぐり階段を上ると、
いよいよ本格的な英彦山の修験道に入っていきます
登った先には、上津宮・中津宮・下津宮がありますが、
最後の上津宮までは2kmくらい離れており、
本格的な登山になるため参拝するにはかなりの覚悟がいります
![英彦山神宮登山ルート](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-8-1024x768.jpg)
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
公共交通機関で来ている場合は、
バスの最終時刻が17時くらいに終わるので、
タイムリミットが早いです
中津宮、上津宮は参拝のハードルが高いのですが、
下津宮はすぐ着くので下津宮までは参拝をおススメします
![下津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-9-1024x768.jpg)
こちらが下津宮です
祭神は速須佐ノ男命(はやすさのおのみこと)、
神武天皇、大国主命です
![下津宮](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-10-1024x768.jpg)
横から見た下津宮です
意外と奥行きのある構造ですね
脇には山伏らしい天狗の像があります
![英彦山神宮の天狗](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/image-12-13.jpg)
さすが修験道の山ですね
英彦山神宮の御朱印
英彦山神宮の御朱印がコチラ
![英彦山神宮の御朱印](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230319_075414762-768x1024.jpg)
これまでいただいたご朱印の中で、
一番達筆な気がします
カッコいいですね(/・ω・)/
英彦山神宮 上津宮修復の御奉賛のお願い
最後にお願いです
英彦山神宮の上宮は台風やシロアリの被害、
経年劣化で無残な状態になっています
↓動画でその惨状がみれます
英彦山神宮の上津宮は、
険しい参道の上にあるため重機も入れず、
物資の運搬もままならないため修繕には莫大な資金がかかります
そこで英彦山神宮も御奉賛を募っています
英彦山は、福岡・大分両県にまたがり、海抜一,二〇〇米の霊山として開かれ、爾来悠久三千年余り、幾多の治乱興亡の中にも毅然として守護され、今日に至ってます。その英彦山には山頂より上宮・中宮・下宮・奉幣殿があり山内各所に摂末社が点在しております。山頂に聳える上宮は英彦山神宮の御本社であります。上宮は明徳三年の火災以降、永禄十一年、天正九年、宝暦四年、天保六年と数回の火災に遭い焼失し現存の神殿・拝殿は引化二年に佐賀藩主鍋島斉正公により奉建されました。それから約二百年の月日が流れ、台風や地震等の自然災害に耐え現在も辛うじてその佇まいを伺い知る事が出来ますが、往来の姿は無く、屋根は風で吹き飛び、床は雨漏れで抜け落ち、柱は霧に因って腐り、いつ倒壊しても可笑しくない御姿となっており一日も早い修理復興が急務となっております。他の摂末社も同様で下宮は雨漏れによる腐食に悩まされ奉幣殿は風雨によって美しい朱が剥れ落ちています。この他にも山内各所において保存修理を急がねばならない課題が多くあります。先人たちが今日まで守ってきた軌跡をここで絶やすことは忍び難く、この現状を踏まえ上宮及び山内の摂末社の保存修理事業を行い、貴重な文化を後世に繋いで行くべきであると決心しました。何分、英彦山の山頂・山中での修理には物資運搬等、数十億円の経費を要するため、神宮独自の財源ではとても及ばない事業であります。つきましては出費多端な折、誠に恐縮ではありますが、皆様の御奉賛を賜り事業の完成を念願するものであります。何卒、本会の趣旨を御理解戴き、格別の御支援を賜り伏して懇願申し上げます。
https://hikosanjingu.or.jp/news/
この後世に残すべき素晴らしい財産を残すため、
なにとぞご協力いただければ幸甚でございます
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
1口5000円です
私もわずかですが支援いたします
募金はコチラから
これにて九州六神宮めぐり完結
ではまた(/・ω・)/
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
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