どうもダルクです(/・ω・)/
ETF擬人化シリーズ第5弾、
VYM、SPYDなどの高配当ETF御三家の一角、
【HDV】について紹介します
ちなみに私のブログでは、
保有ETFに愛着を持つために、
ETFを銘柄ごとにアニメやゲームのキャラに擬人化してます
HDVのイメージキャラは、
「物語シリーズ」の羽川です(/・ω・)/
今回は何でも知ってる羽川さんに、
解説の助手にきてもらいました
何でもは知らないわよ、
知ってることだけ…
まぁ、よろしく
擬人化シリーズは以下の記事にまとめています
先にコチラを読んでいたらけると、
話に入りやすいと思います(*´▽`*)
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HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF とは
まずは、HDVの特徴について説明します
HDVの連動指数と構成銘柄数
HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFとは、
ブラックロックが運用する米国高配当ETFで、
モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指すETFすです
このモーニングスター配当フォーカス指数と言うのが、
非常に曖昧でわかりにくいです
教えて羽川先生(/・ω・)/
モーニングスター配当フォーカス指数とは、
財務健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、
優良な米国籍企業75銘柄で構成されていて、
配当として支払うことのできる、
資金余力によってウェイト付けを行っています
VYM、SPYDなどが、スマートベータとはいえ、
明確な選定基準の指数に連動ており、
インデックスの特性が強いのに対し、
HDVは連動指数が若干裁量の余地があり、
アクティブファンドの側面があります
HDVも通常、
約70~80社の財務優良で健全性の高い高配当銘柄が採用されています
ファンドの銘柄組み換え頻度も多く、
VYMやSPYDよりもアクティブファンドのような特徴があります
この個性的で癖のあるところが、
HDVの特徴や魅力です(*´▽`*)
HDVの組み入れ銘柄上位10社
それではHDVの組み入れ上位銘柄10社を見ていきます
上位は連続増配企業が多く含まれます
セクターの項目でも触れますが、
エネルギーとヘルスケア、生活必需品セクターなど、
比較的ディフェンシブで底堅いセクターが多い印象です
ちなみに後述しますが、
HDVは銘柄組み換え回数が年4回と、
VYMの1回、SPYDの2回よりも多いのも特徴です
アレ?
羽川また髪型変えた??
イメチェン♪
HDVの構成セクター
HDVの構成セクターを見ていきましょう
ヘルスケア、エネルギー、生活必需品のセクターが上位で、
全体の53%以上を占めます
VYMとSPYDが金融セクターがトップなのに対して、
HDVの金融セクターの比率は高くありません
他の高配当ETFと組み合わせたとき、
セクターの重複はる程度避けられます
HDVの経費率
HDVの経費率は0.08%と、
非常に低い水準です
他の高配当ETFと比較すると若干高いですが、
誤差の範囲だと思います(/・ω・)/
年4回も組み換え銘柄を入れ替えてる割には、
格安だと思います
年に4回も銘柄を組み替えてるから、
結構お手入れに手間がかかるのよ…
HDVの分配金利回り
高配当ETFということで、
肝心の分配金利回りを見ていきましょう
2022年1月時点で、
HDVの分配金利回りは3.47%と高い水準にいます
時期にもよりますが、
HDVの分配金利回りは、
VYMとSPYDの中間のようなイメージです
HDVのパフォーマンス VYM,SPYDとの比較
次に、HDVのパフォーマンスを、
VYM,SPYDと比較していきます
HDVのチャートとトータルリターン VYM、SPYDとの比較
HDVの3年間のチャートとトータルリターンを、
VYM,SPYDと比較します
緑がHDV
青がVYM
黄色がSPYD
SPYDが比較的新しいETFなので、
3年間の成績で比較しています
HDVの3年間のトータルリターンは、
31.0%となっており、高配当ETFとしてはかなりのリターンです
とはいえ、
VYMはおろかSPYDをアンダーパフォームしているのは、
少し意外でした
てかやっぱり、
トータルリターンで見たとき、
VYMの優秀さが目立つ(;・∀・)
妻だからね
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HDV、VYM、SPYDはコロナショック直前までは、
同様の傾向がありましたが、
コロナショック後に明暗が分かれた感があります
高配当銘柄にフルコミットしたETFであるSPYDが、
コロナショックで大きく暴落ししばらく回復しなかったのに対し、
約400社に分散させるVYMや、
頻繁に銘柄入れ替えを行い、
ディフェンシブ銘柄をアクティブに選定しなおすHDVは、
比較的短い期間でコロナショック前まで回復しています
ディフェンシブ銘柄による構成と組み換えにより、
ボラティリティの低さには自信あるわよ
ただ、直近はハイテクセクターから、
バリュー株に資金が流れた関係で、
SPYDをアンダーパフォームしているようです(;・∀・)
HDV分配金利回り VYM、SPYDとの比較
高配当ETFということで、
肝心の分配金利回りを他の高配当ETFと比較します
シンボル | 分配金利回り[%] |
HDV | 3.47 |
VYM | 2.76 |
SPYD | 3.56 |
やはりVYMとSPYDの中間と言ったところですね
これは、VYM、SPYDの構成銘柄の選定基準を考えれば、
自明の理とも言えます
次に過去からの分配金利回りの推移も載せます
一度大きく低下しましたが、
大体3%以上を維持していますね
純粋にインカムゲインを追求するなら、
SPYDが頭一つ抜けてます
おう!
キャッシュフローなら任せな
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HDVの増配率 VYM、SPYDとの比較
高配当ETFを比較するうえで重要な要素は、
増配率です
長期の運用になればなるほど、
直近の分配金利回りよりも、将来の分配金利回りが重要となるからです
2012年からの増配率を比較すると、
シンボル | 増配率[%] |
---|---|
HDV | 7.87 |
VYM | 9.48 |
SPYD | 1.45 |
となります
※ちなみにSPYDは設定日が浅いので、
2016年からの統計になります
ここでもVYMの増配率の高さが目立ちますが、
HDVも高い増配率を誇ります
逆に、SPYDはあまり増配は期待できないETFとなっています
ちなみに、
高配当ETFの買い付けタイミングに悩んでいる人も多いと思いますが、
HDVも基本増配を繰り返しているETFなので、
目先の分配金利回りに関わらず、早く買い付けた方が有利です
HDVなどの高配当ETFのおススメ買い付けタイミングは、
下記記事で詳しく解説しています(*´▽`*)
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HDVを運用するメリット
以上を踏まえHDVを運用するメリットと、
おすすめな人を分析してみます
高いインカムを得ながらも、含み損は抱えにくい
HDVは高い分配金利回りと、
ディフェンシブで底堅い値動きが魅力です
VYMの分配金利回りでは物足りない!!
でもSPYDみたいに含み損は抱えたくない!!
っていうワガママな人にとっては、
HDVは非常に良い選択肢といえます(*´▽`*)
VYMよりインカムゲイン寄りだけど、
高配当の割に暴落耐性が高いのが魅力よ
トータルリターンも期待できるので、
中長期でセミリタイアやFIREを目指す方に、
最も適したETFのひとつと言えます
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ちなみに私は長期の投資を想定しており、
トータルリターンと増配率を重視しているので、
VTI、VYMをメインにしています
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SPYDとセクターの相性がいい
セミリタイアやFIREを目指す高配当投資家が好むETFとして、
SPYDがあげられます
SPYDは圧倒的な分配金利回りを誇る反面、
セクターの偏りが多く、トータルリターンも劣後し、
暴落耐性が低いことでも知られています
HDVはセクターがSPYDとあまり重複しておらず、
ディフェンシブな特徴もあるので、
HDVとSPYDを組み合わせることで、
利回りを高いまま維持し、
SPYDの弱点である暴落耐性を補うことができます
ちなみにコチラがHDVとSPYDのセクターです
金融、不動産が高く、
HDVの少ないセクターを補完できます
とてもいい感じにセクター分散できますね(/・ω・)/
まとめ:HDVはインカムと安定感のバランスの取れた高配当ETF
最後にまとめます
中長期でセミリタイアやFIREを目指す方に、最も適したETFのひとつ
組み換えが多く、高い配当利回りを維持しつつ暴落耐性を備えている
SPYDと相性が良く、組み合わせることで互いの弱点を補完できる
以上となります(/・ω・)/
何でもは知らないけど…
組み入れ銘柄は私がしっかり管理するわ
だから安心して私に任せてね
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