![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
どうもダルクです
今回は高配当株投資には、
日本株と米国株、
どちらが向いているか考察していきます
あくまで、一人の投資家の意見としてご覧ください
結論:日本株vs米国株 高配当投資に向いているのはどっち?
まず最初に結論を言います
初心者は米国株への高配当投資の方が成功しやすい
では理由を解説します
米国高配当株投資の優位性
まず、
日本株と米国株について、
両方のメリットとデメリットから、
米国高配当株投資の優位性について検討します
米国株の優位性はざっと、
などがあります
逆に米国株が日本株と比べ劣る点として、
が、上げられます
増配指向が強く、減配リスクが小さい
インカムゲインを至高とする高配当投資家にとって、
増配は無上にの喜びであり、減配は親の仇のようなものです
よって、企業の増配傾向と減配リスクは、
企業を選定するうえで最重要項目と言えます
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配当を出さぬ高配当株など、
ただの紙切れです
米国企業は日本企業に比べ、
株主還元の意識が非常に強く、減配リスクが小さいです
これは米国株の大きな優位性といえます
米国ETFの中には、VIGという、
10年以上増配する銘柄を200以上集めた、
とんでもないETFが存在します
日本の企業でも花王など連続増配を10年以上続けている企業もありますが、
文字通り桁が違いです(;・∀・)
VIGに興味がある方は下記個別記事で詳しく解説しています↓
関連記事
増配意識が高いということは、
裏を返せば減配リスクが低いことを意味します
実際、2020年コロナショック以降に、
利回り4.0%以上の日本株が連続増配のキヤノンをはじめ、
大半の銘柄が減配に至りました
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私がお試しだ始めた、
ネオモバの高配当PFの大半が減配( ゚Д゚)
ところが、
日本以上に新型コロナウイルスのパンデミックが起こり、
ロックダウンまでした米国の方が、
ディズニーをはじめ、
意地でも減配を回避した企業が目立ちました
株主への還元意識を観たとき、
日本株より米国株の方が圧倒的なアドバンテージがあります
配当利回りの高い企業でも含み損になりにくい
増配・減配と同じくらい重要な要素に、
元本割れのリスクがあります
よく高配当投資家の中には、
![](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
高配当投資は株を売らないから、
含み損や株価は関係ないよ
という人がいます
もうほんと、あきれるほどいっぱいます
その高配当株投資の理論は一理あります
それは認めます
しかしあえて言わせてもらえば、
高配当投資であっても、
長期て含み損では本末転倒です
インカム投資家はとにかくキャピタルを無視しがちですが、
含み損を意識しないといことは思考停止に繋がり、
所謂「茹でガエル」の状態に陥ります
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Σ(゚□゚;)っとなった方は、
下記事ぜひご参照ください
関連記事
というか、含み損を無視していいなら、
元本を棄損する、
タコ足配当ぼったくり信託でもいいことになります(;・∀・)
話題を日本株と米国株に戻すと、
日本の高配当株の多くは右肩下がりの傾向があります
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JTなんかがいい例です
高配当でありながら、
右肩上がりに成長する日本株なんてほとんどありません
(一部ないことはないですが)
対して、米国の高配当銘柄は、
高い配当利回りでありながら、株価も右肩上がりの銘柄が多くあります
例えば、米国のS&P500の内、
高配当の上位80社に投資できるETFである、
SPYDのチャートを見てみます
![SPYDのチャート](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2021/04/image-1-1024x391.png)
コロナショックで大きく落ち込んだとはいえ、
急激に回復しすでにコロナ前の水準まで復活しています
配当利回り4~8%でこの成長率は驚異です(;・∀・)
成長率という点でも、米国株は日本株に対して、
大きなアドバンテージがあると言えます
優秀なETFが存在する
米国高配当投資の優位性の一つに、
圧倒的な投資のしやすさがあります
それは先ほど述べたSPYDのように、
優秀な高配当ETFが存在するからです
極論を言うと、
安全な範囲でインカムを追求した投資をする場合、
SPYDは最適な手段の一つと断言できます
膨大な手間をかけ、日本株でSPYDと同じく80銘柄に分散し、
同等の配当利回りとトータルリターンを達成するのは、
不可能と言っていいほど難しいです
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
結構叩かれがちですが、
SPYDはインカム投資において、
極めて優秀なのです
![SPYD:天龍](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/08/474793b8882f6dc620cc985f37020a4b-150x150.jpg)
SPYDについて詳しく知りたい人は、
↓の解説記事を見てくれ
SPYDだけでは不安という人は、
HDVと組み合わせることでセクターの分散も可能ですし、
増配率や安定性、トータルリターンを重視する場合は、
VYMというETFを選択すれば、
それだけで手堅い高配当ポートフォリオができてしまうのです
HDVとVYMの個別解説はコチラ↓
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
ちなみに私はVYMをコアにしています
とても手軽なのに極めて優秀です
日本株のように、高度な銘柄分析と、
莫大な手間をかけなくても、
成績でアウトパフォームできるETFがあるのは、
大きな優位性と言えます
日本高配当株投資の優位性
さて、ここまで米国高配当株投資の優位性を書きましたが、
日本高配当株投資の優位性もあります
日本高配当株投資の優位性は、
というのは上げれれます
ですが、これらを根拠に優勢を示すは、
いささか強引かなと思います
為替リスクがある
為替リスクとは、
ドルと円の為替の影響に左右され、
ボラティリティが大きくなることです
ボラティリティが大きくなるのは、
確かに好ましいことではありません
ただし、為替は何も不利にばかり働くわけではなく、
有利に働くこともあります
不利な状況だけで比較するのは、
かなり客観性を欠いた考察でしょう
また、為替リスクは何も高配当投資に限ったリスクではありません
例えば、為替リクスを言い訳に、
![](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
為替リスクがあるから、
日経インデクスの方が、
S&P500インデックスよりお薦めだよ
という人がいたらどう思いますか?
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
本質からズレてるなぁ
とか思いませんか?
ようはそのレベルの議論になりがちだということです
為替リスクを織り込んだうえで、
あくまで成績で比較しないと意味がないのです
二重課税がされる
米国株は米国と日本で二重課税がされますので、
そのままでは、税引き後の配当金の利回りが低下します
それは紛れもない事実です
しかし、二重課税分は申告さえすれば、
免除することができるのです
二重課税された状態で常に比較するのも、
アンフェアと言えます
![](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
でも申告めんどくさいじゃん
という意見もありますが、
実は私も申請サボってます(笑)
それでも十分成績いいんですよね
結局二重課税を加味しても米国が結構優秀なんです
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
ETFの運用に比べ、
個別株PFを管理するのも相当面倒ですし
結局株式の評価はインカムゲインとキャピタルゲイン
為替リスクと二重課税について言及しましたが、
結局株価の評価は全てを織り込んだうえで、
分配金利回り、増配率などのインカムゲイン、
株価の成長性のキャピタルゲインで評価すべきです
その他は、ほぼノイズです
仮に為替が不利に働き、
二重課税の免状をしないなど、
米国株にとって全て不利に働いたとしても、
日本株が常に米国株をインカム・キャピタルで、
アウトパフォームし続けれる保証はありません
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
リスクを自分に都合のいいほうだけ考えない、
評価すべき軸を勝手に変えない
これが分析の鉄則です
あくまで客観的に分析し、
リターンで評価すべきなんです
まとめ:日本株vs米国株 高配当投資に向いているのはどっち?
最後にまとめす
日本株と米国株の高配当投資は、
初心者は米国株への高配当投資の方が成功しやすい
と思います
米国株の優位性として、
があるからです
逆に米国株が日本株と比べ劣る点として、
などが挙げられますが、
あくまで日本株の優位性を客観的に織り込んだうえで、
成績で比較した場合、米国株が不利になる要素は多くない
と思います
![ダルク](https://alchemist-of-babylon.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200307_185359.jpg)
日本のような衰退していく市場で、
”成長性が乏しいけど安定して利益を出し続ける”
という高配当銘柄の条件を満たす企業が、
あまりいないのです(;・∀・)
斜陽の日本で、安定性だの、現状維持だの言ってる企業は、
総じて衰退していく未来しか見えません
衰退市場において、
利益を事業に投資していかなければ、
20年後はないかもしれません
そういった意味で、
日本株は高配当投資よりかは、
トータルリターンを狙った投資だったり、
自分が応援したい企業に投資する趣味投資の方が、
私にはあっています
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最近、ウマ娘の開発企業に投資を始めました
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