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バブル相場における長期投資の戦略 ~機会損失とリスク分散~

バブル 投資
ダルク
ダルク

どうもダルクです
最近相場が絶好調ですね
こんなバブル相場の中で爆益報告が絶えませんが、
今回は私なりの

バブル相場における長期戦略について考えてみました

この記事を読んでほしい人
今のバブル相場における投資戦略を迷っている人

この記事を読んでわかること
一人の個心長期投資家の投資戦略と考え方

では行きます(/・ω・)/

総論:機会損失よりリスク分散を

まず結論を言います、

資産クラスを分散させ、成長を享受しつつもボラティリティの低減を図る

株式だけではなく、現金、債券、コモディティなどに、
資産クラスを分散させ、アセットアロケーションを実行します

詳しく解説します

ちなみにアセットアロケーションについては下記で解説してます

関連記事

今の相場はバブルなのか?

まず、今の相場はバブルなのでしょうか?

ダルク
ダルク

はい、バブルですよね
どう考えても(/・ω・)/(笑)

先月、日経平均も30,000円突破しましたが、
今の日本の経済状況で過去最高なんてどう考えてもバブルでしょ(;・∀・)

最近、「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んでますが、
典型的なバブル相場の様相を呈しています

こんなネガティブなことを言うと、
爆益で盛り上がってるSNS界隈の受けはよくありませんし、
弱虫扱いされるんですけどね(;・∀・)

ただ本当に典型的なバブル相場に見えます
個人的に、

  • 経済指標と株価の乖離
  • カッコいいテーマ型の人気
  • 個人投資家の過熱感

などなど、
色んなサインが出ている気がします

経済指標と株価の乖離

砂漠と砂丘

これはもう、言う必要もありませんが、
企業業績が上がらない中で株価だけが過去最高水準まで上がっています

これはもちろん金融政策の結果で、
市場に紙幣が溢れているからですが、
だからこそ、株価が適正値より上がっているのは確かでしょう

今は特別な状態だから、
過去の指標なんて当てにならないよ

ダルク
ダルク

そのとおりです
だからと言って、
都合のいい独自の判断指標を作って、
正当化していないか
は要注意です

これはインフルエンサーだけでなく、
一般社会でもそうですが、
従来の指標で説明ができない状況になったとき、
自分にとって都合の良い新しい評価指標で正当化することは、
よくあることです

ダルク
ダルク

過去のバブルの時も、その傾向はありました
インフルエンサーの動画も、
その分析の意味本当にわかってますか?
よくわからん理論で勝手に納得してませんか?

カッコいいテーマ型の人気

ドットコムバブルやもっと古いバブルもそうですが、
実態や収益性が不明確な(当時)最先端技術の銘柄の人気が、
過大評価されている印象を受けます

ダルク
ダルク

具体的には、
eMAXIS Neo や
ARKKなどのテーマ型の過熱感ですね

下記は、eMAXIS Neoの投資分野です

eMAXIS Neoの投資分野

宇宙開発、遺伝子工学、自動運転…
めっちゃカッコいいですよね(+_+)

私も欲しくなりますよ

ただこれらの最先端分野は、
今後どれほどのスパンで成長するのか読みにくく、
現時点での収益性もあまりよくない分野が多いです

その状態にもかかわらず、
資金がどんどん集まり割高水準にあるように思います

ダルク
ダルク

一応言っておきますが、

これらの商品も魅力的で投資に値します

ただ、ドットコムバブルの時もそうですが、
「なんとなく凄そう」
って分野の株が過大評価されていくと、
キケンな兆候に思います

個人投資家の過熱感

日没,の空へ自転車で飛び出すシルエット,

最後に個人投資家の過熱感を最近ひしひしと感じます

こういう時期なので、
日々爆益ツイートが目立ちますし、
より利益を追求する姿勢が見られます

ダルク
ダルク

堅実な運用してたはずなのに、
いきなり仮想通貨バンバン買い始めたり、
いつの間にか、ハイテク個別株に手を出してる方もちらほら

少し前は、
ロビンフッドの個人投資家が結託して、
ヘッジファンドを潰しにかかるという前代未聞の事態も起きました

市場の混沌さ、個人投資家の狂気は、
かつてないほど高まっていると思います

ダルク
ダルク

なんとなく、
「自分よりさらに愚かな者がいる」
という前提で株価が上がってる印象すらありますね

バブル相場で心がけたいこと ~機会損失の考え方~

凍ったシャボン玉

さて、ダルクはいまバブル相場だと考えていますが、
そんな中、どのように資産運用していくかを考えるうえで、
「機会損失」について考えなければなりません

よく慎重論を口にすると、

実際バブルで株価が上がるのに、
今投資しないのは重大な機会損失だ!

と言われます

実際に投資するなと言うつもりはありません
むしろ投資すべきと思います

だた、何に投資するかについては、
慎重に考える必要がありますよね

実際の含み損やリスクより、機会損失を恐れる心理

最近SNSなどでは、

実際の含み損やリスクより、
機会損失を過剰に恐れる個人投資家が多い印象を受けます

ダルク
ダルク

なんというか、

株クラ界では自分が損することより、
他人が爆益出すことの方が耐えられない人が多い

何を買っても上がっていく相場、
日々繰り返される爆益ツイートを見るにつけ、
自分の含み損より、爆益を逃すことの方が嫌な人多いですね

人の欲は限りない(;・∀・)

一応言っておきますが、
自分の含み損は現実の損失、他人の爆益は絵に描いた餅です

他人に勝とうとか、
無理に考えない方がいいと思います

市場平均を取れれば機会損失にはならない

まず前提ですが、
バブルなんだから市場平均を取るだけで十分資産は増えていきます

VTIやS&P500のVOOに投資するだけで、
堅実に資産は増えるので機会損失なんてことはありません

下記はVTIの6ヵ月チャートになります

VTIの6ヵ月チャートです
VTIの6ヵ月チャート

わずか半年で21.2%のリターンです

ダルク
ダルク

この時点で大分ぶっ壊れてます
正直これで機会損失と言うのは、
はなはだ強欲かなと

今の相場なら、必要以上にリスクを取らなくても、
VTIだけで十分なリターンを享受可能です

ダルク流 バブル相場での投資戦略

さて、以上を踏まえて、
私の今後の投資方針を言うと

・メインはあくまでもVTIなどのインデックス
(カッコいいテーマ型のETFは極力買わない)
・資産クラスを分散させる
(コモディティの割合を増やす)

で行こうと思います

メインはあくまでもVTIなどのインデックス

まず、メインはVTIのままで行きます

ダルク
ダルク

インデックスならVOO,VTでもいいと思います
最近VTが人気ですが、
わざわざ乗り換える必要性は感じません
濃い薄いの問題

具体的には、下記のサイドFIREへ向けた投資方針を継続します

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もい一度言いますが、
このバブル相場において

VTIなどの市場平均を取ることができれば、
機会損失なんてありえない

ので、私はVTI中心の運用を続けます

後、やたら名前が最先端のテーマ型の商品も、
当面は保有しないつもりです

ダルク
ダルク

私が保有する唯一のテーマ型ETF、
ICLNも最近暴落したようで一気に含み損
注目され始めた時点ですでに過大評価の可能性大ですね
素直にVTIでよかったかも(;・∀・)

コアのインデックスには個人的にはVTIがおススメです
下記記事でまとめているので、
是非、あわせてご覧いただけたらと思います

関連記事

高配当のメインETF

ちなみに、
それでもハイテク銘柄に多く投資したい人は、
下手なテーマ型を買うよりか素直にQQQを買うといいと思いますね
なんだかんだ安定しています

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閑話休題「私はインフルエンサーにはなれない」

某インフルエンサー
某インフルエンサー

自分の資産なんてもうどうでもええんや
みんなが豊かになることが幸せなんやで

ダルク
ダルク

他人の爆益などどうでもいい!!
自分が損するのは絶対嫌だ!!

…インフルエンサーって凄いな(;・∀・)
ダルクはなれそうもありません

でも、ぶっちゃけ私のスタンスの方が
少なくとも信憑性はあるんじゃなかろうか(笑)

閑話休題終わり

資産クラスを分散させる(コモディティの割合を増やす)

さて、インデックスETFをメインにすることを決めましたが、
バブルということは機会損失を避けると同時に、
暴落などのリスクに対して、守りの対策も必要です

守りには分散が効果的ですが、
これを株式だけの分散で行っても、
ポートフォリオのボラティリティはあまり低減できません

米国だろうが、新興国だろうが、全世界だろが、
下がるときは一様に株式は下がるからです

機会損失を防ぎつつボラティリティを下げるには、
違う資産クラス、例えば、
債券、コモディティ、リート(不動産)、仮想通貨
の割合を増やすことが有効です

このあたりの戦略については、
下記記事で非常にわかりやすく紹介しています

関連記事

シャープレシオって何?
って人は以下の記事でも解説しております(*´▽`*)

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ダルク
ダルク

私はリートはあまり好みではありませんが、
債券とコモディティ投資はやっており、
今後は割合を増やしていく予定です

株式と逆相関の債券ETF:TLT

例えば債券ETFでは、
米国長期国債ETFであるTLTに投資しています

債券ETFと聞くと、
AGGやBNDの方がメジャーですが、
これらの債券ETFは株式とあまり相関がないので、
暴落のリスクヘッジとしては実はあまり機能しません

その点、
TLTは株式との相関係数(ベータ値)がマイナスであり、
株式と逆相関の関係があるので、
ポートフォリオのボラティリティを下げる際に非常に有効です

下記チャートは、
VOOTLTAGGのチャートです

VOO.AGG,TLTの3年チャート

長期で右肩上がりでありながら、
短期で逆相関になっているのがわかります

ダルク
ダルク

TLTについては個別で詳しく紹介しています(*´▽`*)

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様々な種類のあるコモディティ

コモディティを株価と違う動きをしますが、
時に株式をアウトパフォームするほどのリターンを出すことができるのも、
債券にはない魅力のひとつです

少し自慢になりますが、
私は昨年の7月、ゴールド(金)への投資がブームになっている中、
ひっそりとプラチナ投資を始めていました

その記事がコチラ↓

コモディティは儲からない、
時代はゴールドと言われるなか始めたニッチな投資は、
半年で大きな含み益を出しました

下記はプラチナのETFであるPPLTの、
6ヵ月チャートです

PPLTの6ヵ月チャート

ちょこちょこ買い増ししてますが、
30%くらいの含み益は出ました

このとおり、
コモディティにも適当に分散することで、

株価下落時のヘッジになるだけでなく、
みんな大嫌いな「機会損失」も防ぐことができます

ダルク
ダルク

一石二鳥(*´▽`*)

コモディティ全般については、
下記記事でまとめています

関連記事

ゴールドへの投資は、
下記記事を参考にしてください

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様々なコモディティに一括投資する場合は、
GSGというETFがおススメです

直近6カ月のパフォーマンスは目覚ましいものがあります

GSGの6ヵ月チャート
ダルク
ダルク

GSGも下記で個別に紹介しています
投資している人の少ない、
知る人ぞ知るレアETFです(*´▽`*)

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まとめ:バブル市場における長期投資の戦略 ~機会損失とリスク分散~

最後にまとめます、

このようなバブル相場においては、

機会損失という言葉に過剰に振り回されない

ことが重要

機会損失とボラティリティを下げるために、
個人的には、

・メインはあくまでもVTIなどのインデックス
 (カッコいいテーマ型のETFは極力買わない)
・資産クラスを分散させる
(コモディティの割合を増やす
)

以上です(/・ω・)/

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